ファルカオが“負けられない”ポーランド戦へ、レバンドフスキとグリクを警戒
コロンビア代表は19日のロシア・ワールドカップ(W杯)初戦で日本代表に1-2で敗れ、グループリーグ突破へ負けが許されない状況となった。主将でエースのFWラダメル・ファルカオは、現地時間24日に行われるポーランド戦の鍵は中盤にあると語った。スペイン紙「マルカ」コロンビア版が報じている。
コロンビアとポーランドは互いに初戦で敗れており、第2戦で負けると、日本対セネガル戦の結果次第ではグループリーグ敗退が決定する。“絶対に負けられない試合”を前に、ファルカオは「どちらかが戦いを続けることができ、どちらかがW杯の舞台から去らなければならない。この試合はどちらにとっても(負けられない)決勝のようなもの」と、必勝を誓った。
ファルカオが警戒するのは、ポーランドのエースFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)と、ASモナコのチームメイトでもある守備の要カミル・グリクの二人だ。 グリクは怪我で初戦のセネガル戦を欠場。次戦以降の動向に注目が集まっているだけに、ファルカオも特徴を知り尽くした相手とのマッチアップになるのか気になるようだ。
「まだ試合まで準備できる時間が3日ある。グリクについても(出場するのかどうか)待たなければならない。前線にはいつでも得点できるストライカーがいるし、勝負の鍵となるのは中盤だろう。細かい部分に注意を払わなければいけないし、95分間集中し続けないといけない」
「我々は結果だけでなく、どう勝つかも求められる」
日本戦については「前半から10人での戦いを強いられ、難しい試合になった。数カ月前から練っていたプランを早々に全て変えなければならなくなってしまい、走り疲れたところを日本につけ入られた」と反省。しかし、すでに気持ちを切り替え、その視線は残り2試合に向けられている。
「このチームは常に持っている特徴を試合で出してきた。それは今も変わらない。11人なら自分たちの特徴をより出すことができる。我々には(南米予選でも)こうした経験があるし、もう次のことを考えている。次の2試合に勝つためにイメージを膨らませている。選手それぞれがチームに力をもたらしてくれるし、経験豊富な選手もいる。我々は欧州(の所属クラブ)で修羅場をくぐってきている。自信を持って日曜の試合(ポーランド戦)に向けて準備したい」
南米の強豪国ゆえ、「他の国は勝利という結果だけが求められるが、我々は結果だけでなく、どう勝つかも求められる」と語ったファルカオ。“エル・ティグレ”(スペイン語で『虎』)の異名を取るエースにW杯初ゴールが生まれれば、コロンビアが生き残る道も開けてくるはずだ。
(Football ZONE web編集部)

(出典 news.nicovideo.jp)
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