▽鹿島アントラーズは15日、FIFAクラブ・ワールドカップ(CWC)2018の2回戦でグアダラハラ(メキシコ)と対戦し、3-2で鹿島が勝利した。
▽クラブ史上初のアジア王者に輝いた鹿島は、負傷で鈴木と三竿を欠く中、安部をベンチスタートとし、外国籍選手5人をスタメンで起用した。
▽北中米カリブ海王者のグアダラハラに対し、いつも通りのフラットな[4-4-2]を採用した鹿島は2トップに土居とセルジーニョ、中盤右に遠藤、左にレアンドロ、中盤センターにレオ・シルバと永木を据えた。
▽立ち上がりからポゼッションを許した鹿島は開始3分に失点する。自陣左サイドで昌子がブリスエラに交わされ、クロスボールを内田が被ったところをサルディバルにヘッドで押し込まれた。
▽失点後も押し込まれた鹿島は13分にレアンドロがミドルシュートを放つも、GKの正面を突いてしまう。
▽その後も攻め手なくペースを掴めない鹿島は、40分にロングスローの流れからサルディバルに決定的なシュートを許すも、GKクォン・ステンがセーブし、追加点は許さない。追加タイムにもバー直撃のミドルシュートを浴びるなど、劣勢のまま前半を終えてしまった。
▽後半からレアンドロに代えて安部を投入した鹿島は、開始4分に追いつく。セルジーニョのパスを受けた土居がボックス左に侵入してクロスを入れると、ゴール前に走り込んでいた永木が押し込んだ。
▽安部の投入で流れを引き寄せる鹿島が前半とは打って変わって互角の攻防を繰り広げると、68分にPKを獲得する。土居がボックス内でマリンに倒されたとしてPKとなり、このPKをセルジーニョが確実に決めて逆転に成功した。
▽終盤、土居に代えて安西を投入し逃げ切りを図る鹿島は、84分に勝負を決定付ける。安西のパスを受けたボックス手前左の安部が右足を振り抜き、ゴール右上に流し込んだ。
▽試合終了間際の追加タイム2分、山本がボックス内で相手選手を蹴ったプレーがVARによってPKとなり、1点差に詰め寄られた鹿島だったが、逃げ切り勝利。レアル・マドリーの待つ準決勝へ進出した。
(出典 news.nicovideo.jp)
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