レアル・マドリーを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、逆転を目指すコパ・クラシコ第2ラウンドへの意気込みを語った。
マドリーは5日、敵地カンプ・ノウでコパ・デル・レイ準決勝2ndレグを戦う。
先月サンティアゴ・ベルナベウで行われた1stレグを0-1で落としたマドリーは、ラ・リーガでの直近のクラシコも1-2で落とし、目下クラシコ3連敗中と宿敵相手に苦戦が続く。
それでも、インターナショナルマッチウィーク明け初戦となったバジャドリー戦はエースFWカリム・ベンゼマのトリプレーテを含め6-0の圧勝を飾っており、良い状態で敵地へ乗り込む形となった。
今季5度目のクラシコでの勝利を目指すアンチェロッティ監督は、前日会見の場で意気込みを語った。クラブ公式サイトがイタリア人指揮官のコメントを伝えた。
「我々は調子が良く、やる気と集中力がある。バジャドリー戦の後、我々は皆、とてもポジティブな気持ちになっていると思う。最高の状態にあり、良いパフォーマンスを生み出すことができるという自信に満ちているよ」
「(エル・クラシコは)レアル・マドリー、ファン、プレーヤー、監督にとって常に最大の試合だ。大きなライバル関係があり、この試合は我々を別の決勝に導く可能性がある。それは重要な大会であり、我々は非常に接近している。決勝進出に向けて全力を尽くす」
「この試合は監督同士の直接対決ではない。だが、バルサは今シーズンに我々を3度倒した。今度は我々が彼らを倒すときだ」
直近のバジャドリー戦では結果的に機能しなかったものの、[4-2-3-1]の布陣を採用するなど今後の戦いに向けた試行錯誤を図っているアンチェロッティ監督。今回の大一番に向けてはこれまでの対戦を参考にしつつ、メンバー選考を含めて最適解を見いだしたいと考えている。
「もう一度同じことをするという選択肢はあるが、我々はうまくやったので、直近数回のクラシコを評価しなければならない。結果は考慮していない。我々は良い競争をし、カンプ・ノウでの直近の試合では勝利に近づいた。良いパフォーマンスをしたいと思っており、直近の数試合はその意味でまったく悪くなかった」
「先発にふさわしいプレーヤーがたくさんおり、先発メンバーを選ぶのは非常に難しい。ときには(候補が)14人か15人になることもある。チュアメニは、ボールをカットしたり、プレスをかけたりすることで、守備の意味で多くのことを与えてくれる。ボールが狭いスペースにある場合、カマヴィンガは真のクオリティを持ち、彼をプレスするのは難しい。彼はサイドバックやアンカーとしてもプレーした。ワールドカップがあったにもかかわらず、彼は最高のプレーをして戻ってきた」
「チームがシステムを変更するのは簡単ではない。最も危険なことは、自分のプレーヤーを驚かせてしまうことだし、私自身はそれをお勧めしない。セットプレーのように、細かいディテールが驚きを生む可能性がある」
「このタイプの試合では、エネルギーと激しさが重要な要素だ。同じことが後方からゲームを管理する場合にも当てはまる。うまくプレーできれば、トランジションでアドバンテージを与えることができる。プレッシャーの大きなゲームであり、 ベテランの何人かは重要かもしれないが、それは1つの側面にすぎない。エネルギーレベルだけを考慮した場合、プレーヤーの特徴は重要となるが、他の側面も同様だ」
「90分で得点できるからといって、最初のゴールに頭を悩ませてはいけないという考えだ。重要なことは、ボールがある場合とない場合の両方でゲームをコントロールすること。最後の5分間で得点し、その後2回失点する可能性もある。一方で、完ぺきなパフォーマンスを出せばゴールは必ず来るはずだ」
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(出典 news.nicovideo.jp)
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