プレミアリーグだけでなく、世界の監督の中で最も優秀な監督は誰か?と言うアンケートを取れば、ユルゲン・クロップ(リバプール)とジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ)の名前は必ず上がるだろう。
ブンデスリーガ時代やプレミアリーグでのライバル関係に加えて、志向するスタイルが対照的に見えることも両監督を比較した際に印象的に見える理由だろう。
今回は、『planetfootball』が特集した、クロップとグアルディオラの下でプレーした4人の選手をご紹介する。彼らは両監督にどのような印象を抱いているのだろうか?
ロベルト・レバンドフスキ
グアルディオラについて
「僕の考えでは、ペップ・グアルディオラはすべての選手を改善することができる監督だ。彼の下でプレーするのは誰にとっても幸運なことだよ」『ビルト』
「ペップは1日24時間サッカーについて考えている。強迫観念?そうだね。彼らはあらゆる角度から細部にまでこだわる。練習や試合では100%を求めるんだ」『デイリー・メール』
クロップについて
「明らかにユルゲンは僕の父親ではなかった。ただ、様々な意味で(父としての)役割を選ぶことがあった。
彼は僕が成長できた要因の大きな1つであり、サッカーの大きく広い世界への扉を開いてくれた人だ。
彼はカリスマ性を持ち、チームに適切な雰囲気を作り出す方法を知っている。そして彼は、楽しい雰囲気とシリアスな雰囲気の間の、最適なバランスを取ることができるんだ」『Prawda Futbolu』
イルカイ・ギュンドアン
グアルディオラについて
「ペップは大きなカリスマ性を持っているから、トレーニングでは自然とベストを尽くしてしまうんだ。100%の状態でないとき、彼はすぐさま目を覚まさせてくれるよ」『Sport Bible』
クロップについて
「ユルゲンは素晴らしい監督であり、すべての試合でチームにやる気を起こさせるんだ。アマチュアチームとの試合や、CLの決勝とか相手を選ばずにね。
彼は選手への対処法、扱い方、モチベーションの上げ方を熟知した最高の男だよ。そして彼は、リバプールで再びそれを証明しているね」
マリオ・ゲッツェ
グアルディオラについて
「グアルディオラは技術的に最高の監督だった。彼の下でプレーするのは、豊かな経験だったよ。
ただ、彼はピッチのことだけを考え、人々や外部のことを除外していると感じることもあった。エンパシー(共感性)はなかったね。世界レベルの監督にはエンパシーが必要だ。すべてのアスリートは人間だからね。両方を組み合わせる必要がある」『DAZN』
クロップについて
「(グアルディオラの下でのプレーは)僕にとって簡単なものではなかったよ。クロップは、僕にとって父親のような存在だったからね
クロップは僕をリバプールに連れて行こうとしてたんだ。僕も、彼と再び仕事をすることに興味があぅた。彼は世界レベルの監督だからね。
僕はまだ彼と連絡を取り合っているよ。彼は、プロのサッカーについてすべてを教えてくれた。僕はまだ17歳で、ユースチームから来たばかりだった。彼はすべてを教え、プレーさせてくれたんだ」
ジェルダン・シャチリ
グアルディオラについて
「ピッチで起こることに関しては素晴らしい監督だった。ただ、コミュニケーション面はあまり良くなかったね。
グアルディオラは、この点についてあまり多くを語らないんだ。選手に理由の部分を喋ろうとしないんだよ。
もちろん、そのことが選手にとって難しい状況を生むことがある。特に、ハードワークし、トレーニングもうまくこなしているときはね。クロップがメディアに、“あの選手は良い。あの選手は最高だ”なんて言うときはさらにだよ」『デイリー・メール』
クロップについて
「僕は彼のことをよく理解しているよ。オープンな人は好きなんだ。もちろん、ドイツ語でコミュニケーションを取れるのは素晴らしいことだよ。
クロップは僕に、多くの感銘を与えてくれた。この男のためにタイトルを獲りたいね。この状況を続けることができれば、なんだってできるさ」『Blick』
(出典 news.nicovideo.jp)
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