レアル移籍が既定路線とされる10番、サッリ監督が複雑な心境を明かす
チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは、シーズン終了後のレアル・マドリード移籍が既定路線と見られている。アザールを指導する立場にあるマウリツィオ・サッリ監督は「エデンは28歳。移籍したいのなら、そうするほかない」と語り、移籍を容認する姿勢を明らかにしている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
アザールはチェルシーと2020年6月末までの契約を結んでいる。憧れを公言するレアルへの移籍の噂は、再三に渡って報道されている。今季はチェルシーに残ってプレーする意志を明かしており、今季終了後の去就が注目されている。
チェルシーのサッリ監督はアザールの移籍を阻むものは何もないとの見解を示している。バイエルン・ミュンヘンから熱烈なアプローチを受けている18歳のFWカラム・ハドソン=オドイに関しては残留を主張していたが、アザールに関しては置かれた立場が違うと語っている。
「エデンのシチュエーションは(ハドソン=オドイとは)異なるものだ。エデンは28歳。移籍したいというなら、そうするほかない」
サッリ監督は一貫して、選手の契約や移籍に関してはクラブが決めること、という態度を保っている。アザールに関しては「もちろん、私は彼がここに残ることを望んでいてほしいと思うよ」と語っているが、それが本人の意志であれば移籍もやむなしと覚悟は決まっているようだ。
クラブでも、ベルギー代表でも10番を背負う男が、夏の移籍マーケットの目玉になることは間違いない。(Football ZONE web編集部)
(出典 news.nicovideo.jp)
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