日本サッカー協会は7月26日、サッカー日本代表新監督に森保一氏が就任することを発表した。2020年の東京オリンピックに出場する21歳以下の日本代表監督と兼任することとなる。
現役時代は、主にサンフレッチェ広島でボランチとして活躍。ハンス・オフト監督時代の日本代表でも主力としてプレーした森保監督。現役引退後は指導者となり、12年から17年まで広島の監督を務め、3度のリーグ優勝を飾っている。
17年から五輪代表の監督に就任。西野朗監督が率いたロシアW杯の日本代表チームではコーチを務めていた。
「選手としても指導者としても、実績は十分。西野監督が結果を残したことから、日本人監督を求める声が高かったこともあり、東京五輪とその後を見据えた計画的な強化という意味では、森保監督の兼任という形は、ある意味当然の選択だったといえるでしょう」(スポーツライター)
しかし、森保監督就任に物足りなさを感じるメディア関係者も少なくないという。週刊誌記者はこう話す。
「Jリーグは地元密着で根強い人気となっているものの、大手メディアで取り上げられるのは、海外で活躍する日本人スター選手、メッシやクリスティアーノ・ロナウドなどの世界的スター選手ばかり。そういう意味では、森保監督は知名度があまりにも低すぎて、メディアでは扱いにくいんです。イケメンの大物監督がやってきてくれれば、テレビ番組なんかでも盛り上げてくれたと思いますが……。週刊誌的にも、それこそかつての“ベッカムフィーバー”みたいなことになってくれれば、ネタになってくれたんですがね」
事前情報では、元ドイツ代表FWで、引退後はドイツ代表やアメリカ代表の監督としてW杯に出場したユルゲン・クリンスマン氏の日本代表監督就任が確実だとの報道もあった。
「メディアとしては、クリンスマンのような世界的知名度の高い大物監督に就任して欲しいという希望的観測もあったのでしょう。これまで日本代表は何度も大物監督に交渉を持ちかけるも、ことごとく逃げられているので、今度こそはという期待も大きかったはずです」(同)
また、大物監督が就任することは、チーム強化においても効果が見込める。
「世界的に有名な大物監督であれば、その監督の力で、強豪国とのテストマッチが組めますからね。仮にクリンスマンが監督であれば、ドイツ代表とのテストマッチが組みやすくなっていたことは間違いない。しかも、2020年の東京五輪については開催国で予選は免除。予選がない分、試合数が少ないので、多くのテストマッチを組まなければならない。もしもA代表に大物外国人監督がいれば、その力で五輪代表のテストマッチを組むこともできたはずですからね。森保監督が五輪代表の監督を継続するのは問題ないとしても、せめてA代表の監督にはビッグネームが欲しかったといったところです」(同)
史上稀に見る地味なチームとなりそうな「森保ジャパン」。東京五輪、そして4年後のW杯カタール大会では、地味ながらも結果を出してくれればいいのだが……。
(出典 news.nicovideo.jp)
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