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    カテゴリ:カップ戦 > UEFAチャンピオンズリーグ (UCL)



    (出典 www.football-zone.net)



     リヴァプール6月1日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝でトッテナムと対戦する。ユルゲン・クロップ監督は前日会見で「昨シーズンとは全く違うチーム」と成長への自信を語った。クラブ公式サイトが伝えた。

     昨シーズンリベンジに燃えている。リヴァプールは昨シーズンに11年ぶりのCL決勝進出を果たしたが、王者レアル・マドリードに敗れて優勝を逃していた。それでも2年連続で決勝に駒を進め、今シーズンこそ14年ぶりの欧州制覇を狙う。

     クロップ監督は会見で、「チームは一緒に多くを学んできた」と昨シーズンからの成長を語った。「多くの選手とこの3年間をともにし、いくつかの選手とはこの1年間一緒に戦ってきた。今シーズンはまた多くのことを学んできて、昨シーズンとは全く違うチームとなった。だから、決勝は我々の成長にとって、そこまで重要ではない。決勝は次へのステップの始まりでしかないのだ」

     さらに「今シーズンは同じサッカーができていないとの声もあったが、チーム素晴らしいサッカーを続けている。我々は前進しなければいけないし、チームもそれに応えてくれた。それがプレミアリーグで97ポイント獲得できた理由だ。チームは一貫して戦ってくれたからね。だからこそ今ここにいる。明日(決勝)もまた一貫性を持って戦わなければいけない」と試合を見据えた。

    前日会見に出席したクロップ監督 [写真]=UEFA via Getty Images


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    2018-19シーズンチャンピオンズリーグ(CL)決勝、トッテナムvsリバプールが日本時間6月1日28時からスペイン・マドリードエスタディオメトロポリターノで開催される。

    2007-08シーズンマンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー以来、11年ぶりのイングランド勢対決となったこの大一番を前に、運命のファイナルの戦局を左右する3つのマッチアップに焦点を当てて、両チームキープレーヤーを紹介していく。

    サイドで優勢を保つのは?

    今回のファイナルではスパーズの主力のコンディション、策士ポチェッティーノ監督の多彩な戦術もあって明確なマッチアップの予想は困難だが、今季リーグ戦でチーム最多アシストを記録したリバプールのDFアーノルドと、トッテナムサイドアタッカーのマッチアップが戦局を大きく左右することになりそうだ。

    ◆FWソン・フンミン(26歳/トッテナム)
    CL出場試合:11試合(先発10)、出場時間:816分
    得点数:4、アシスト数:1
    アジアの枠を飛び越えたワールドクラスのアタッカー。爆発的なスピード、緩急自在の仕掛け、両利きと言って遜色ない高精度且つパワフルなシュートを兼備する韓国人アタッカーは、守備面の献身性、勝負強さを含めて現在のヨーロッパで屈指の万能型ストライカーだ。今大会を通じては決勝トーナメントでのドルトムント戦、マンチェスター・シティ戦で異次元の働きをみせ、エースケインの穴を完璧に埋めてみせた。今回のリバプール戦では2トップ、あるいは左ウイングでの起用が濃厚とみられる。その中で今や相手のキーマンに成長した新進気鋭の右サイドバックを相手に、守備では得意のアーリークロスを封じるタイトな寄せ、攻撃では対人対応やスペースケアに甘さがある若武者に対して積極果敢な仕掛けで翻弄し、押し込んだ攻撃参加を自重させたい。

    ◆DFトレントアレキサンダー=アーノルド(20歳/リバプール)
    CL出場試合:10試合(先発10)、出場時間:832分
    得点数:0、アシスト数:4
    新進気鋭のアシストマシーン。ユース時代は一列前の右サイドハーフやセントラルMFを主戦場にしていたが、名将クロップ監督の下で正式に右サイドバックにコンバート。昨季は中盤仕込みの正確なパスやクロスプレッシャーを苦にしないキープ力など攻撃面の良さが目立った一方、コンバート組ゆえの守備の緩さが見受けられた。だが、今季は攻守両面でスケールアップを果たしてプレミアリーグではディフェンダーとして歴代最多の12アシストを記録するなど、スーパーな右足のキックプレミア屈指の攻撃的な右サイドバックに進化を遂げた。今季CLでは準々決勝のポルト戦から出場3試合すべてでアシストを記録。さらに、バルセロナとの2ndレグの意表を突いたクイックリスタートでの決勝アシストは、クラブ史に燦然と輝く好プレーの1つにノミネートされたはずだ。今回の決勝では攻め残りの傾向が強いサラーを守備面で後方支援しつつ、ソン・フンミン、ルーカスら一線級のドリブラー相手に粘りの対応が求められる。また、空中戦でやや分が悪い中、準々決勝のシティMFデ・ブライネのプレーを参考に高めの相手最終ラインスペースを突くアーリークロスや斜めのフィードで快速3トップの持ち味を生かしたいところだ。

    ◆スパーズ司令塔を封じ込められるか
    トッテナムにとって攻撃の全権を託されたMFエリクセンのパフォーマンスが初優勝の鍵を握る。逆に、リバプールはその司令塔を封じ込められるかが守備面の大きなポイントに。その意味でアンカーを務めるMFファビーニョの出来が重要になるはずだ。

    ◆MFクリスティアン・エリクセン(27歳/トッテナム)
    CL出場試合:11試合(先発10)、出場時間:913
    得点数:2、アシスト数:4
    巧さ、賢さ、献身性を兼ね備えた世界屈指のチャンスメーカー。今シーズンオーバーワークの影響で一時期ミスが目立ったものの、その他の攻撃陣が波のあるシーズンを送ってきた中で最も安定したプレーチームをけん引してきたデンマーク代表MFはこの決勝においてもスパーズ攻撃陣の要だ。起用法に関しては右ウイングトップ下、3センターハーフの一角のいずれかになるが、求められる役割は相手の猛烈なプレッシャーを浴びるピッチ中央での繋ぎ役、前線のアタッカーを一発で抜け出させるラストパスの配給だ。トッテナムにとっての理想はビルドアップの局面でエリクセンが下がり過ぎることなく、相手陣内のハーフスペースや相手インサイドハーフの裏でボールを受けて味方とのコンビプレーやミドルシュートラストパスと複数の選択肢を持ちながら崩しの局面に専念することだ。ただ、完調のウィンクスが中盤の底に入らない限り、ワニャマやムサ・シソコ、ダイアーあたりでリバプールプレッシャーを前にスムーズボールを動かすのは困難だ。したがって、現実的には最終ラインからボールを引き出して的確に散らしつつ、切り替えやロングカウンターの場面で局面を一気に変えるミドルレンジのパスで決定機創出を目指す形になるはずだ。なお、今季リーグ最終戦では自身久々の直接FKからのゴールを記録しており、名手アリソンとの駆け引きにも注目だ。

    ◆MFファビーニョ(25歳/リバプール)
    CL出場試合:10試合(先発6)、出場時間:637分
    得点数:0、アシスト数:0
    強靭なフィジカルと読みに長けたチーム屈指のボールハンター。今季、守護神アリソン、世界屈指のセンターバックファン・ダイクと共に大幅な守備力改善に寄与したブラジル代表MF。モナコから加入したシーズン当初はクロップスタイルへの順応に苦しんだが、中盤戦以降アンカー、2セントラルMFのポジションで主力に定着。元々、カバーリング定評があるものの、強靭なフィジカルと長い手足を生かしたボール奪取が特長の同選手にとって、自陣バイタルエリアに留まりスペース、人を管理する通常のアンカーの役割と異なり、3センターがローテーション気味に役割を変えるリバプールではチャンスとあらば、前に出て相手を潰すアグレッシブな守備が可能とチーム戦術との親和性は高い。今回の決勝では基本的にデレ・アリやエリクセンとのマッチアップが想定される中、インサイドハーフマークを受け渡しながらその中盤のキーマンに自由を与えないタイトな守備が求められる。とりわけ、ボールロスト、ミスが少ないエリクセンから良い形でボールを奪い切ることができれば、前がかった相手を一気に引っくり返すことも可能だ。

    ◆マネの突破力かアルデルヴァイレルトの読みか? セインツ元同僚対決
    シーズン後半に入ってFWサラー以上の存在感を放ったFWマネと、シーズンフル稼働で最終ラインを締めたDFアルデルヴァイレルトのセインツ元同僚によるマッチアップも試合の行方を大きく左右することになるはずだ。

    ◆DFトビー・アルデルヴァイレルト(30歳/トッテナム)
    CL出場試合:11試合(先発11)、出場時間:990分
    得点数:0、アシスト数:0
    完全復活でスパーズへの忠誠誓う頼れるディフェンスリーダー。昨季、終盤はケガと契約延長問題、ダビンソン・サンチェスの台頭により3バック採用時以外ベンチを温める機会が多かったベルギー代表DF。しかし、今シーズンは相棒ヴェルトンゲン、D・サンチェスが離脱を強いられることもあった中、リーグ戦とCLの舞台でフル稼働を見せた。今季CLではハイライトとなる印象的な試合こそなかったが、すべての試合を通して平均以上の安定したプレーで最終ラインを締めた。筋骨隆々の屈強なフィジカルに加え、危機察知能力、プレーリードに長けており、総合力では対戦相手のDFファン・ダイクに劣るもののフィード能力で勝るなど世界屈指の万能型センターバックだ。リーグ戦での直近の対戦で悔しいオウンゴールを献上した因縁の相手に対しては、キーマンのマネとのマッチアップが肝となる。直接マッチアップするDFトリッピアーが圧倒的に分が悪いことは明白であり、カバーリングに長けたシソコと共にいかに同選手をサポートできるかが重要となる。また、ハイラインを採用する以上、被カウンター時にマネやFWフィルミノと一対一の対応を強いられる可能性が高く、そこでの奮闘も求められる。

    ◆FWサディオ・マネ(27歳/リバプール)
    CL出場試合:12試合(先発11)、出場時間:1062分
    得点数:4、アシスト数:1
    決定力向上で世界最高のアタッカーの1人に成長。相棒のサラー、フィルミノが昨季のゴール数を下回った中、その穴をカバーしたのがマネだ。圧倒的なスプリント能力、驚異のコーディネーション能力を生かしたドリブル突破、スペースへの飛び出し、豊富な攻撃センスと世界屈指のチャンスメーカーとして名を挙げた近年の活躍から今季はゴールスコアラーとしての才能を完全開花させ、プレミアリーグでは相棒サラー、アーセナルFWオーバメヤンと共に22ゴールで自身初の得点王を獲得。今季CLでは4ゴール3アシストと目立った数字を残せていないが、敵地でバイエルンを撃破した2ゴールポルト戦での1ゴール1アシストなどきっちり存在感を放っている。今回の対戦相手トッテナム戦ではリバプール移籍後、5試合の出場で2ゴールとそこまで得意としてはいないが、2017年2月の対戦では2ゴールを奪って勝利に貢献している。相棒2人が本調子ではない中、トリッピアー、アルデルヴァイレルトの壁を破ってチームを勝利に導くゴールを奪いたい。左サイドからの積極果敢なドリブル突破、カウンター時のオープンスペースでの仕掛けに加え、アーノルドからのアーリークロスをファーでワンタッチで仕留める形が期待される。
    サムネイル画像


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【UCL】最注目はソン・フンミンvsアーノルド】の続きを読む



    (出典 f.image.geki.jp)



     チャンピオンズリーグ(CL)決勝を目前に控えたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、今回の決勝進出はマグレではないと自信をのぞかせた。5月31日付の『Kicker』のインタビューで答えた。

    プレミアリーグレベルは理解しているし、自分たちのクオリティーも常に分かっていた。そして、僕らのマウリシオ・ポチェッティーノ監督の手腕のクオリティーもね」と話し、プレミアリーグレベルがこの数年でさらに上がっていることを実感している。さらに、リーグの現状についても「リーグレベルは毎年上がり続けている。これまでは、外国からのスター選手がその理由と言われていだけれど、今ではイングランドの若手選手も台頭し始めている」と説明した。

     準々決勝のマンチェスター・C戦、準決勝のアヤックス戦と、ドラマチックな勝利を重ねてきたトッテナムだが、決勝で戦うリヴァプールは、ある”ヒント”を与えてくれたという。

    「変に聞こえるけれど、僕らの自信はリヴァプールによってさらに大きくなったんだ。僕らの試合の前に、リヴァプールバルセロナを相手に奇跡を起こした。(準決勝セカンドレグの)アムステルダムでは、ハーフタイムに彼らを”お手本”にしよう、と話し合ったのさ」

     さらに、リヴァプールユルゲン・クロップ監督との対戦において、キャリア通算で6得点と相性が良いソン・フンミンは、CL決勝の舞台での得点を夢見ている。

    クロップ監督の対戦で、喜んで点を取りたいし。それが今週の土曜日もそうだったら良いね」と話し、「僕らはリヴァプールに対して、良い準備ができているよ」と勝負気配を漂わせた。

    トッテナムが繰り広げた劇的な勝利の裏にはリヴァプールの存在があったという [写真]=Getty Images


    (出典 news.nicovideo.jp)

    【【プレミアリーグ】劇的勝利の裏にリヴァプールあり?…ソン・フンミン「お手本にしようと話し合った」】の続きを読む



    (出典 img.footballchannel.jp)



    韓国に来ている。取材やミーティングなどでソウルに来ているのだが、韓国でも6月2日(日本時間)に行われるUEFAチャンピオンズリーグ決勝への注目が高まっている印象だ。

    もともと韓国はチャンピオンズリーグへの関心が高いが、今年はソン・フンミンが所属するトッテナムが決勝戦に駒を進めたこともあって、決勝戦にまつわるさまざまな情報が報道されている。

    しかも、タイミングよく先週末からはケーブルテレビtvNでソン・フンミンのドギュメンタリ―番組『ソン・セーショナル』も始まった。

    ソン・フンミンはもちろん、現役・OBの韓国代表からトッテナムチームメイト、さらにはなぜかティエリ・アンリまで出演しているこの番組は、ドギュメンタリ―番組としては異例の視聴率を記録しているという。

    【注目】「漫画のような父子物語」で育った韓国サッカー期待の星、ソン・フンミン

    番組では普段は滅多に見ることのできないソン・フンミンの私生活や素顔も明らかになっているので、何かと話題になっているとのことだ。

    もうひとつ注目を集めているのは、ソン・フンミンがパク・チソンを超えられるかという点だ。

    Jリーグ京都サンガオランダPSVアイントホーフェンを経て、2005年マンチェスター・ユナイテッドに移籍し、韓国人初のプレミアリーガーとなったパク・チソン。そのパク・チソンとソン・フンミンの比較は以前からあったが、特に最近は「技量満開のソン・フンミン…パク・チソンを超えて“ワールドクラス”に成長」(『TV朝鮮』)などの報道が増えている。

    トッテナムチャンピオンズリーグ決勝進出を決めると、『朝鮮日報』では「ソン・フンミン、パク・チソンを超えた」というコラムを掲載している。



    (写真提供=SPORTS KOREA)ソン・フンミン


    たしかにチャンピオンズリーグの個人記録で、ソン・フンミンはパク・チソンを凌駕している。

    前出の『朝鮮日報』の記事によると、PSVアイントホーフェンマンチェスター・ユナイテッドチャンピオンズリーグを戦ったパク・チソンは、通算55試合4得点を記録。

    対するソン・フンミンはレバークーゼン時代を含めると、チャンピオンズリーグ39試合出場12得点。所属クラブプレーした時期はもちろん、ポジションも異なるので単純比較はできないが、ゴール数ではパク・チソンはおろかアジア人選手としてはチャンピオンズリーグ歴代最多である。

    ただ、チームの一員として獲得した優勝回数ではパク・チソンが圧倒的に多い。

    京都で天皇杯アイントホーフェンでリーグ戦優勝とカップ戦優勝など4回、マンチェスター・ユナイテッドでは実に13回の優勝を経験したパク・チソンに対し、ソン・フンミンはハンブルガーSVでもレバークーゼンでも、現在所属するトッテナムでも「優勝」というタイトルを手にしたことがないのだ。

    それだけに韓国のサッカーファンたちの多くが期待するのは、トッテナムの優勝だろう。マンチェスター・シティとの準々決勝では熱心なマンシティ・サポーターである美人女優カン・ウビンがネット上で非国民扱いされた苦悩を吐露していたが、彼女も今回ばかりはソン・フンミンを応援するに違いない。

    さらに言えば、ソン・フンミンにはパク・チソン超えも期待されている。



    (写真提供=SPORTS KOREAパク・チソン


    マンUの一員としてCL優勝1回(2008年)、準優勝2回(2009年2011年)を数えるパク・チソンだが、優勝した2008年ピッチに立てなかった。2009年は先発出場、2011年はフルタイム出場しているが、いずれもバルセロナに敗れて準優勝で終わっている。得点記録もない。

    ゆえに、「パク・チソンも成し遂げられなかったUCL決勝得点…ソン・フンミン、トッテナムアジアの新しい歴史を書けるか」(『OSEN』)と、パク・チソンも成しえなかった快挙達成の期待がソン・フンミンには寄せられている。

    はたして、ソン・フンミンはそうした期待に応えてトッテナムチームメイトたちと“ビックイヤー”を掲げることができるだろうか。

    ちなみにアジア人初のチャンピオンズリーグ優勝経験者となったパク・チソンは、「CL優勝は1度ぐらい達成すべきだだろう」と愛情たっぷりの口調でソン・フンミンにエールを送っている。

    2年前に近況や日韓サッカー展望などを聞きたくて、パク・チソンが生活拠点を置くロンドンのウインブルドンでインタビューしたときも言っていた。

    「同じロンドンに暮らすフンミンとはときたま、一緒に食事をする仲。素晴らしい活躍を見せている彼に、僕がアドバイスを送るのはおこがましい。雑談などをしながら、聞かれれば経験談なども伝えています」

    そこにはきっと、パク・チソンが3度経験したチャンピンズリーグ決勝の経験談もあることだろう。

    (文=慎 武宏)

    (写真提供=SPORTS KOREA)ソン・フンミン


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    2018-19シーズンチャンピオンズリーグ(CL)決勝、トッテナムvsリバプールが日本時間6月1日28時からスペイン・マドリードエスタディオメトロポリターノで開催される。2007-08シーズンマンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー以来、11年ぶりのイングランド勢対決となったこの大一番を前に、注目の一戦のタクティカルプレビューを紹介する。

    ◆世界最高峰のプレッシングゲーム

    Getty Images
    共にフィジカル、テクニック、献身性に長けた世界屈指のタレントが揃い、チームとしてアグレッシブ且つコレクティブなプレーを志向する、比較的似た特徴を持つチーム同士の対戦だ。

    昨夏の積極補強、国内カップ戦の早期敗退による日程面のアドバンテージを生かしたリバプールは、シーズンを通して安定したフィジカルコンディションを保って、クロップ監督が求める攻守両面でアグレッシブに戦い、相手を圧倒するハイインテンシティのスタイルを見事に体現した。対して昨夏、今冬と2つの移籍市場で新戦力補強ゼロに終わり、多くの負傷者に悩まされたトッテナムは、シーズンを通して好不調の波が大きかった。それでも、就任5年目を迎えたポチェッティーノ監督が育て上げた若きチームは、毎試合のように試合途中にシステムを使い分ける多彩な戦いぶりをみせてきた。

    いくつかの引き出しを増やしてきたリバプールだが、今回の決勝では“アンフィールドの奇跡”と評された準決勝バルセロナ戦のように相手に自由を与えない激しいプレスと、自慢の快速3トップの個人技を生かしたショートカウンターという最大のストロンポイントを前面に押し出した戦い方を見せてくれるはずだ。
    一方、約3週間の準備期間を経て主力の復帰、勤続疲労から解放されたトッテナムも今季の多くの試合で見せた“相手に合わせた”戦い方ではなく、3-1で快勝した昨年11月リーグ戦のチェルシー戦や、1-0で勝利した準々決勝1stレグのマンチェスター・シティ戦のように、前線から激しく圧力をかけてセカンドボールを握り波状攻撃を仕掛ける本来のスタイルで頂点に挑むはずだ。

    したがって、スコアが打ち合いになるかは不明だが、相手の様子を窺う決勝らしい堅い展開ではなく、プレミアリーグ仕様の立ち上がりからバチバチとやり合う世界最高峰のプレッシングゲームが期待される。

    ◆ポチェッティーノの閃きは?
    Getty Images
    前述のようなプレッシングゲームという展開を予想する中、不動のリバプールは相手のビルドアップのやり方に合わせてプレスのタイミングボールの奪いどころなど、対トッテナム仕様に細部を詰めているはずだが、対戦相手のストロンポイントを消すことよりも自分たちのストロングを出すことを意識したゲームプランを練っているはずだ。

    一方、今季のリーグ戦での直接対決の結果(2連敗)、順位表における26ポイントの差を考えれば、トッテナムは前線から激しく圧力をかけるポチェッティーノ監督本来の戦い方を採用しながらも、相手をよりリスペクトした戦い方を意識することになるはずだ。具体的にはハイプレス回避のロングボールの採用、両サイドバックの攻撃参加の自重、最終ラインの高さ設定だ。

    また、リバプールフィルミノのコンディション次第でFWオリジ、インサイドハーフにMFワイナルドゥムかMFミルナーのどちらを起用するかという変更点があるものの、お馴染みの[4-3-3]である程度戦い方が予想し易い。

    これに対してトッテナムは長期離脱明けのFWケイン、MFウィンクスの主力2選手の起用法、[4-2-3-1]、[4-3-1-2]のいずれの布陣を採用するのか、読めない部分が大きい。ビルドアップやボール保持、前からの圧力の強調、ケインをベンチに置くプランであれば、FWルーカス・モウラ、FWソン・フンミンの快速コンビを2トップに配した[4-3-1-2]の採用が濃厚だ。ただ、シティとの準決勝2ndレグでは相手のサイドの選手へのプレッシャーがハマらず、前半途中に並びを変えた一件もあり、強力な両サイドバックを擁するリバプール相手にある程度ボールを握れないとリスクは大きい。

    一方、ケインを最前線に配する[4-2-3-1]であれば、システムのかみ合わせ上、マークがハッキリしてマンマーク気味に相手を捕まえられるメリットがある一方、万全のウィンクスがセントラルMFに入らない限り、ビルドアップの局面での苦戦は必至。また、負傷明けのケインがDFファン・ダイクとDFマティプのセンターバックコンビ相手に五分五分で競り勝てないと、攻撃面は厳しくなりそうだ。

    先発11人の選び方、システムを含めてポチェッティーノ監督の用兵が試合の行方を左右することになりそうだが、アルゼンチン指揮官の選択はいかに…。また、試合中の修正力ではトッテナムに分があるだけに、リバプールにとっては先制点がいつも以上に大きな意味を持つことになるだろう。

    ◆劇的結末を演出するラッキーボーイ候補は?
    Getty Images
    一発勝負のファイナルという状況、今シーズンのCLが例年にないドラマティックな結末が頻発していることを考えれば、試合途中に戦局を変えるゲームチェンジャー、ラッキーボーイの存在が最終的にビッグイヤーの行方を左右することになりそうだ。

    リバプールを含めその他のビッグクラブに比べて明らかに選手層が薄いトッテナムにおいて唯一のゲームチェンジャーの役割を担っているのが、195cmの長身を誇るベテランストライカーのFWジョレンテだ。基本的にケインバックアップを担う34歳のスペイン人FWは今季のリーグ戦では20試合でわずかに1ゴールの数字にとどまった。しかし、今季ここまでのCLで果たした役割は非常に大きかった。
    グループステージ敗退の危機を迎えた第4節PSV戦ではロングボールを落としてケインの同点ゴールを演出すると、ラウンド16のドルトムント戦、準々決勝のシティ戦ではいずれもセットプレーから貴重なゴールを記録。極めつけは準決勝2ndレグのアヤックス戦で後半頭から投入されると、前線での競り合いに勝ち続けてハットトリックルーカスに次ぐ逆転突破の立役者となった。これまでの対戦相手に比べて高さや強さに不安のないリバプール相手にどこまでやれるかは不明だが、相手にとってピッチに入って来て嫌な選手であることに間違いはない。

    その他の交代カードに関してはこれまでMFラメラ、MFワニャマぐらいしかオプションがなかったが、ケインの復帰、“ファンタスティック・フォー”に続く5人目として台頭したルーカスの存在によって、ジョレンテと共にケインルーカス、デレ・アリのいずれかがベンチに置かれることになり、その主役級の3選手のいずれかが強力なジョーカーとして控えることになる。

    一方、稼働率の高い世界屈指のトリデンテを擁するリバプールに関してはその3人を最後までプレーさせることが勝利の近道と言われるが、ジョレンテ同様にシーズン終盤に存在感を増したオリジがラッキーボーイ候補だ。

    今夏、ヴォルフスブルクからレンタルバックした24歳のベルギー代表FWは当初構想外と思われたが、ひたむきな努力が評価されてリーグ第14節のエバートンとのマージーサイド・ダービーで今季リーグ初出場を飾ると、相手GKのミス絡みではあったものの後半ラストプレーで劇的な決勝点を挙げた。その後、2019年に入って出場時間は短いものの継続的にプレーを機会を与えられると、第37節のニューカッスル戦ではリーグ優勝に望みを繋ぐ決勝点を奪取。さらに、準決勝2ndレグバルセロナ戦では見事な決定力で先制点、決勝点と2つのゴールを記録し、“アンフィールドの奇跡”実現の立役者となった。いわゆる“持ってる”男はCL決勝という大舞台で再びその勝負強さを発揮するか。

    その他の交代カードに関してはMFナビ・ケイタの不在は痛いが、リーグ戦のチェルシー戦で驚愕のゴラッソを叩き込んだ“一発”を持っているFWスタリッジ、シーズン序盤に存在感を示したFWシャキリ、長期離脱明けも対スパーズ戦で最も燃える男、MFチェンバレン、中盤の汗かきやMFララナが控える。また、バルセロナ戦で途中出場から2ゴールを決めたワイナルドゥム、超ユーティリティープレーヤーのミルナーのいずれかがベンチに控える点は心強い限りだ。
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    (出典 news.nicovideo.jp)

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