フランス代表DFラファエル・ヴァランがイギリス『BBC』のインタビューに応じた。
昨夏に10年在籍のレアル・マドリーを離れ、ユナイテッド行きを決断したヴァラン。だが、チームはタイトル争いどころか、チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を逸し、個人も度重なるケガでフル稼働といかなかった。
レアル・マドリー時代に輝かしいキャリアを過ごしたとあって、一部でユナイテッド行きを間違った選択と見る向きもあるが、29歳のセンターバックは後悔してしないようだ。
「(移籍に後悔? )いや、全く。フットボールでは自分自身に挑戦して、向上しようとする必要がある。10年間を同じ場所で過ごして、別の経験をしてみたかったんだ」
「プレミアリーグは本当にファンタスティックだし、マンチェスター・ユナイテッドも素晴らしいクラブ。決断に迷いなんてなかった」
そうして迎えるユナイテッドでの2年目だが、チームはエリク・テン・ハグ新体制に。チームとしては戦い方の整備とともに、最低でもCL権の確保が求められるが、ここまでのプレシーズンは手応えのあるもののようだ。
「新たなシーズンで、新たなスタート。自信は大事で、何試合かで負けて自信をなくしてしまった。でも、僕らは大きなポテンシャルを秘めていると思う」
「新たな監督はすごくポジティブだ。彼はそのエネルギーを求めているし、背後のスペースを広く空け、ピッチの高い位置からプレスをかけていくのを望んでいる」
「より攻撃的なものになるけど、そのフットボールを本当に楽しめているし、良いスタートを切れたよ」
また、アルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスの加入もあって活性化するセンターバック陣のポジション争いに言及。故障がちなヴァランもうかうかしていられないが、チーム内の競争激化を歓迎している。
「競争はチームにとって良いことだ。ハリー(・マグワイア)は僕らにとってすごく重要な選手。それにキャプテンだし、良い資質もたくさんある」
「争いにより、チームは常に良くなっていくもの。偉大なクラブはどこもそうさ。誰もがチームのために戦いたいと思うなら、それは良いことだ」
最後に、いまだプレシーズンに合流していないポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの移籍希望報道にも触れ、「そのディベートはドレッシングルーム外でのこと」と前置きした上で、存在の大きさを語った。
「僕らは彼のクオリティを知っている。彼がすごく有名なのもね。だから、多くの人たちがチームのパフォーマンスと彼のパフォーマンスを話すのはわかっている」
「クリスティアーノは偉大なコンペティターだ。レジェンドだし、常にチームのことを助けてくれる。だから、当然だけど、彼と一緒にプレーするのはすごく良いことだ」
(出典 news.nicovideo.jp)
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