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    【コラム】大阪ダービーで堅守と値千金の決勝弾…三浦弦太、日本代表第3のセンターバックに名乗り | ニコニコニュース



    G大阪でレギュラーとして活躍する三浦弦太 [写真]=JL/Getty Images for DAZN
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     3万6177人の大観衆が集結した29日の大阪・市立吹田サッカースタジアムで行われたガンバ大阪対セレッソ大阪。暫定首位のセレッソが前半から押し込み、後半立ち上がりに杉本健勇の先制点が飛び出す中、ガンバは凄まじい反撃を見せた。65分に新戦力FWファン・ウィジョが巧みなヘッドで同点弾を挙げると、その12分後には井手口陽介の左CKから逆転ゴールを奪う。ニアサイドのフリースペースに絶妙の飛び込んだのは、今季から最終ラインを統率する22歳のDF三浦弦太。

    「陽介からいいボールが入りましたし、相手がゾーンディフェンスで来ていて自分にはマークがついていなかった。それを狙っていたんで、いい入り方ができてよかった」と本人もしてやったりのゴールを決め、勝利を決定づけた。最終的に、ガンバは途中出場のアデミウソンがダメ押しとなる3点目を奪って3-1で完勝。今後のタイトル争いに向けて大きな弾みをつけることに成功した。

    「(ここまで)リーグ戦で連敗してましたけど、チーム全体にネガティブな雰囲気はなかった。全員で大阪ダービーを楽しんで勝つという雰囲気があったし、みんな最後まで諦めていなかった。そういう環境を作ってくれたサポーターのみなさんの応援も力になった。それが今日の勝因かなと思います」と三浦は感無量の表情を浮かべた。

     自身の逆転弾はもちろんのこと、杉本に先制弾を食らった後、気を取り直して最終ラインをしっかりと統率し、セレッソ攻撃陣を封じきったことも大きかった。若き守備の要の存在価値を改めて示す絶好の機会になったのは間違いない。

     三浦は大阪桐蔭高校から清水エスパルス入りした新人時代から将来を嘱望された選手だった。鈴木政一監督率いる日本ユース代表時代は南野拓実(ザルツブルク)、中村航輔(柏レイソル)、川辺駿(ジュビロ磐田)らとともにチームをけん引。2014年にはAFC U-19選手権(ミャンマー)にも参戦した。が、日本は世界切符を賭けた準々決勝で北朝鮮にPK負け。三浦も大きな挫折を味わった。翌15年には所属の清水が史上初のJ2降格を余儀なくされ、さらに翌16年のリオ・デ・ジャネイロ五輪も代表落選。日の当たる舞台から遠ざかり続けた。

     そんな悪循環から脱するきっかけとなったのが、今年1月のガンバ移籍である。高校時代を過ごした地に戻って心機一転、迎えた今季は長谷川健太監督から絶大な信頼を得て、開幕からコンスタントに最終ラインのコントロール役を託された。今季J1のガンバはスタートから5試合無敗。4月7日の第6節サンフレッチェ広島戦で初黒星を喫したが、そこから再び6試合無敗という躍進を見せ、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督に抜擢されるところまでこぎつけた。

     A代表初招集となった6月のシリア代表(東京)、イラク代表(テヘラン)の2連戦は試合出場こそ叶わなかったものの、「若い三浦はこの2カ月のパフォーマンスが最も良い選手。1、2年後には素晴らしいセンターバックになる。パワー、テクニックもあり、喋ることもできますから。あの年齢ですでに全員に向かって喋れる。そういう強いキャラクターが日本には必要」と統率力・発信力の高さを高く評価されていた。その長所はクラブの試合を重ねるごとに研ぎ澄まされ、今回の大阪ダービーでも目を引いた。

    「ガンバのセンターバックのパートナーは(外国人の)ファビオなんで、声を出すのは僕の役目。チームを鼓舞する声だったりは意識してやっています。ガンバはうまい選手が多いし、自分の良さも出せるんで、プレーしやすい環境ではある。毎日の練習や試合も刺激になっているし、本当に充実したシーズンを送れています」と本人も自身の進化を実感できている様子だ。

     それだけに、8~9月の2018 FIFAワールドカップ・アジア最終予選の天王山・オーストラリア代表(31日/埼玉)、サウジアラビア(5日/ジェッダ)2連戦ではさらなる重責を託される可能性も少なくない。実際、森重真人(FC東京)が今季絶望の重傷を負った今、三浦は吉田麻也(サウサンプトン)、昌子源(鹿島アントラーズ)に続く「第3のセンターバック」という位置づけまで来ている。ハリル体制で招集されている植田直通(鹿島アントラーズ)や丸山祐市(FC東京)が今後1カ月間で劇的に調子を上げない限り、そのポジションは変わりそうもない。つまり、万が一、吉田と昌子に何かアクシデントがあった場合には、彼が大一番のピッチに立つことも考えられるということなのだ。

     その状況を視野に入れ、三浦にはより安定感と存在感を高める努力を求めたい。目下、ガンバは19試合を終えて勝ち点35の暫定3位で、総失点はリーグ2番目タイの19だが、まだまだ守りのミスを減らせるはずだ。

    「セレッソ戦の失点場面にしても、自分としては危機感はある。ちょっとしたことで守れる失点だったんで、常に油断することなくやりたいし、改善していけたらいいと思います」と鉄壁の守備を構築し、日本のトップの躍り出るべく、若きセンターバックは気を引き締めて自己研鑽に励んでいくに違いない。

    文=元川悦子



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    神戸・ポドルスキ、J1デビュー戦で見せた異次元。W杯優勝戦士、勝利への貪欲な執念と献身 | ニコニコニュース



    ヴィッセル神戸でのJ1デビュー戦で2ゴールを奪ったルーカス・ポドルスキ【写真:Getty Images】
    フットボールチャンネル
    後半開始直前、ピッチ上で異彩を放っていた空間が

     ヴィッセル神戸入りした元ドイツ代表で一時代を築いたストライカー、FWルーカス・ポドルスキ(前ガラタサライ)が鮮烈なJ1デビューを飾った。大宮アルディージャをホームのノエビアスタジアム神戸に迎えた、7月29日のJ1第19節で先制&決勝と挨拶代わりの2ゴールをゲット。日本サッカー界へ衝撃を与えた一方で、32歳のレジェンドが見せた勝利への貪欲なまでの執念と、文化も風習もすべてが異なる新天地・日本へ一刻も早く溶け込もうとする必死な思いを追った。(取材・文:藤江直人)

    ——————————

     後半のキックオフへ向けて、両チームの選手たちが姿を現しはじめたノエビアスタジアム神戸のピッチ。ヴィッセル神戸が2人の選手を同時に交代させる用意を進める一方で、異彩を放つ空間があった。

     大宮アルディージャを迎えた29日の第19節で待望のJ1デビューを果たした新外国人、ルーカス・ポドルスキが自陣の中央でおもむろに味方をつかまえ、身ぶり手ぶりで何かを熱く訴えかけている。

     時間にして1分以上は続いただろうか。両チームともに無得点で折り返した後半で勝負をかけて、白星をもぎ取るために。キーマンを託された左サイドバックの橋本和が、会話の内容を明かしてくれた。

    「練習のときから、ちょっとした英語で割かしコミュニケーションを取ってきたほうなんですよ。あのときは『左利きの自分が開いてボールをもつと、(左サイドバックの)お前の動きがすごくよく見える』と。だからポドルスキがいい体勢でボールを受けたら『思い切って前へ飛び出してくれ』と。そう言われました」

     今年3月に引退したドイツ代表で、130試合に出場して49ゴールをマーク。3度のワールドカップに出場し、背番号「10」を託され、2014年のブラジル大会では頂点にも立った32歳のストライカーは、果たしてどのようなパフォーマンスを魅せてくれるのか。

     1万9415人のファンやサポーターが駆けつけ、期待と興奮が渦巻くなかで午後7時のキックオフを迎えた前半の45分間は、残念ながら拍子抜けの思いを禁じ得なかった。

     気温29.5度、湿度82%、なおかつ無風という蒸し風呂のような劣悪なコンディションにスポイルされたのか。あるいはお互いを知り、良好なコンビネーションを構築するための時間がまだ足りなかったのか。

     ヴィッセルでも「10番」を託された男は、ほとんど動けなかった。放ったシュートは1本だけ。終了間際に放った直接フリーキックは、壁に入ったアルディージャのDF菊地光将の頭に防がれた。

     むしろ目立ったのは、チームメイトに対する派手なジェスチャーだった。カウンターに転じたときのパスがずれたとき、クロスの軌道が合わなかったときは容赦なく吠えまくり、正確なボールを要求した。

    すべては勝利のために。ゲームの流れを読むセンス

     天を仰ぐ場面もあれば、うなだれる場面もあった。中盤や時にはボランチの位置にまで下がって攻撃の組み立てに参加しようとした場面もあったなかで、前半39分にはチャンスが生まれかけている。

     右タッチライン際の低い位置でボールをもったポドルスキが、左斜め前を向いた直後だった。利き足の左足から放たれた、ピッチの幅を目いっぱいに使ったサイドチェンジのパスが寸分の狂いもなく橋本へ通る。

     橋本がボールを前へもち運ぶ間に、ポドルスキは相手ゴール前へ移動。最終的にはシュートシーンまで至らなかったが、橋本からのリターンを受けてペナルティーエリア内へ強引に侵入しようとした。

     橋本と絡んだこのプレーが、なかなか機能しない攻撃を活性化させるためのヒントになったのか。後半開始前のピッチで繰り広げられた、緊急の作戦会議には続編があると橋本は笑う。

    「ストライカーというよりは、本当の意味での『10番』の選手みたいなパサーもやると。このチームではそういう役割もやる、みたいなことを言っていたので。その意味で、左サイドでどんどん前へ飛び出していってくれ、という感じで僕に言ったんだと思います。

     試合の流れを自分で読むというか、そういう経験はすごく豊富な選手ですし、キック自体もものすごく正確ですからね。タメを作ることもできるし、左右に散らすこともできる。実際、前半には僕にもすごくいいボールが入ってきたし、その意味では明らかにいい感じだったと思います」

     ヴィッセルを率いるネルシーニョ監督も、前半の攻撃が停滞した理由を「ボールをバイタルエリアにまでもち運べなかった」と総括している。司令塔タイプの選手が不在だったうえ、ボランチの位置からパスの出し手となっていたニウトンもハーフタイムでベンチに下がっていた。

     そうした状況を踏まえたうえで、ポドルスキは後半からストライカーと司令塔の一人二役を担うと橋本に告げた。前半は何も自分中心の考え方で苛立ち、周囲に向かって吠えていたわけではなかった。

     どうすれば相手ゴールをこじ開けられるのか。どうすれば勝利を手繰り寄せられるのか。すべては新たに加わったヴィッセルのために。思考回路をフル回転させながら、後半の戦いに臨んでいた。

    Jリーグでは異次元のミドルシュート。衝撃の一撃

     試合が動いたのは、キックオフからわずか4分後だった。途中出場したMF松下佳貴からボールを受けたポドルスキが、相手に背を向けた体勢から振り向きざまに、助走もほとんど取ることなく、それでもゴールまで20メートル以上も離れた位置から強烈かつ正確な一撃をゴール右隅に叩き込んだ。

    「ハーフタイムにああいうことを僕に言いながら、それでも点を取るんですからね」

     思わず苦笑いを浮かべた橋本も、虚を突かれた一人だったはずだ。ゴール前にはアルディージャの選手たちが密集し、体勢的にも十分でなかった。それでもパスを受けた直後に一瞬だけルックアップして、わずかに空いていたコースを確認すると、迷うことなく全幅の信頼を置く左足を振り抜いた。

    「ミドルシュートは入るときもあれば、入らないときもある。その意味では、今日は入ってよかった」

     試合後の取材エリアで衝撃的な来日初ゴールを淡々と振り返ったポドルスキだが、相手GK加藤順大の目の前でワンバウンドさせた軌道を含めて、すべてが完璧かつ異次元の一撃だった。左サイドで戦況を見つめていた橋本は、世界を相手に戦ってきた男の真骨頂を感じずにはいられなかった。

    「あからさまにペナルティーエリアの外側だったのに、たったひと振りでゴールになるんですからね。やっぱりとんでもないもんやな、と思いますよ。2点目だってしっかり相手を腕で押さえながらヘディングしていた。デビュー戦で2点も取るなんて、なかなかできないことなので」

    日本語で「変な言葉」を言いながら味方の得点を祝福

     後半15分に追いつかれたわずか2分後に、右サイドからMF大森晃太郎があげたクロスを今度は頭で決めたポドルスキがさらに眩いスポットライトを浴びる。もっとも、勝利に貪欲な姿勢とは対照的な素顔が飛び出したのは、アルディージャの戦意を完全に喪失させた刺した後半33分だった。

     相手のクリアがこぼれたところへ、先発メンバーでは最年長となる34歳、ボランチの田中英雄が勢いよく走り込んでくる。まるでポドルスキに倣え、とばかりに利き足とは逆の左足をペナルティーエリアの外側から迷うことなく振り抜くと、強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さった。

     田中にとっては2015年4月25日の鹿島アントラーズ戦以来、実に約2年3ヶ月ぶりとなるゴール。チームメイトたちにもみくちゃにされ、手洗い祝福を受けた最後にポドルスキが笑顔で抱き着いてきた。

    「めちゃ喜んでくれていました。日本語で何かを、この場ではちょっと言えないようなことを言いながら」

     昨年9月の練習中に左ひざの前十字じん帯を損傷。全治約半年の大けがを必死のリハビリで乗り越えた田中にとって、アルディージャ戦が復帰2試合目だったことを知っていたのか。笑顔のポドルスキが投げかけてきた言葉のヒントを、ベテランは苦笑いしながら明かしてくれた。

    「いまはいろいろな日本語を覚えているところなのでね。まあまあ、生活用語もそうやし、変な言葉も。誰から教わったのかはわからへんけど」

     サッカーに限らず、来日した外国人選手は下ネタの日本語を積極的に覚えることが多い。田中の言う「変な言葉」にポドルスキも興味津々で、それを駆使することがより早くチームに溶け込むことにもつながると思っているのだろう。

     極東に位置する異国の地の文化や風習、気候、何よりも言語にできるだけ早く順応して、ピッチ上で良好なコンビネーションを構築していく一助にしたい――ポドルスキの必死な思いが、田中に対する“風変わりな祝福”からも伝わってくる。

    ワールドクラスの存在が与える刺激

     もっとも、田中のゴールシーンに関して時計の針を巻き戻してみたい。敵陣の中央でボールを受け、タメを作り、左サイドを攻め上がっていた橋本にパスを出したのはポドルスキだった。橋本のクロスこそ相手にクリアされたが、司令塔の役割をもしっかり果たしていたことになる。

    「ワールドクラスのフォワードとはああなんだ、というのをホンマに実感しましたし、みなさんも『すごいヤツが来た』と感じたんじゃないですか。僕自身、取ってほしいと期待される場面で2点を取るルーカスにあらためて感心させられたし、これを後半戦へ向けていい刺激にしていかなきゃいけないですね」

     サマーブレイク明けの初戦を快勝で飾ったことで、田中が残り15試合での巻き返しへ決意を新たにすれば、橋本はその先導役となる、実力と人格が備わったポドルスキのこれからをまるでファンのような感覚で見つめる。

    「言うても、来日してまだ3週間ですからね。ここからよくなっていくしかないと思うので、これからがホンマに楽しみですよ」

     DF岩波拓也が負傷で交代したこともあり、過酷な条件のなかを先発フル出場したポドルスキは勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた直後に、ピッチ上にいた仲間たち全員と握手を交わした。精根尽き果て、右タッチライン際で座り込んでいたDF伊野波雅彦のもとまで歩み寄っていった。

     挨拶を終えた後は、ベンチから出てきたリザーブの選手たちとも喜びを分かち合う。そのなかには岩波のアクシデントがなければおそらくは途中で交代していたはずの、元日本代表FWハーフナー・マイク(前デン・ハーグ)も含まれていた。

    「最初の試合で2点を取れて、試合にも勝てたことは言葉にできないくらい嬉しい。ヨーロッパから来て環境が違うことはもちろん大変な部分はあるけど、日を追うごとによくなっていくと思う。今日が最初の一歩だし、これからどんどん、どんどん前へ進んでいきたい」

     スタジアムを去る際に、ポドルスキは静かな口調のなかに至福の喜びと不退転の決意をにじませた。勝利を求める貪欲な思いと日本に早く溶け込もうとする姿勢、そしてチームが一丸となって戦うことの大切さをも笑顔で表現しながら、ドイツ代表で一時代を築いた男の新たな挑戦が幕を開けた。

    (取材・文:藤江直人)



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    「苦渋の選択」…指揮官交代の浦和、堀新監督は「本当の意味での競争」を求める | ニコニコニュース



    取材に応じた堀孝史新監督 [写真]=田丸英生
    サッカーキング

     2017明治安田J1リーグ第19節で北海道コンサドーレ札幌に0-2で敗れてから一夜明けた30日、浦和レッズがついに監督交代に踏み切った。午前中にクラブ幹部から契約解除を伝えられたミハイロ・ペトロヴィッチ監督は、練習前のミーティングで選手に対して笑顔で「下を向かずに頑張ろう」と伝えたという。大原サッカー場で取材に応じた淵田敬三社長は「ミシャ監督は5年半にわたって本当に浦和レッズを支えてくれ、今の基盤をつくってくれた大功労者。感謝してもしきれないくらい」と前置きした上で「現状を打開するには何か新しいチャレンジをしていかないといけない、というのがクラブの結論」と、重い決断をした理由を説明した。

     就任6年目を迎えた今季序盤は好調だったが、首位で迎えた4月30日のさいたまダービーで最下位の大宮アルディージャに敗れてから歯車が狂い始めた。そこからリーグ戦では3勝1分け8敗と急失速。29日にアウェイで行われた札幌戦は前半に槙野智章の退場で10人となったにも関わらず、ハーフタイムに3人を一気に代えて交代枠を使い切る指揮官の大胆な采配が裏目に出た。那須大亮が後半開始わずか3分あまりで負傷のため退き、9人での戦いを強いられて完敗。試合後、さいたま市内に戻ったクラブ幹部は深夜まで緊急会議を開いて最終決定した。山道守彦取締役強化本部長は「2カ月間いろんなアプローチはしていたが、なかなか改善が見られなかった。札幌戦の試合内容と諸々のことを見て『ここで判断すべきじゃないか』という結論に至った。ここで新しい風を取り入れなかったら、ACL(AFCチャンピオンズリーグ)やJリーグYBCルヴァンカップ、スルガ銀行チャンピオンシップも含めて、我々が目指すタイトルで勝ち抜けないんじゃないかと思った。本当に苦渋の選択」と、これまでの経緯を明かした。

     次節の大宮とのさいたまダービーや、川崎フロンターレとのACL準々決勝も控えたタイミングでの交代劇。練習場は朝から重苦しい雰囲気に包まれ、涙ぐんだような表情でグラウンドに現れる選手もいた。サンフレッチェ広島時代から10年以上も監督の下でプレーしてきた槙野は「個人的には浦和の誰よりも長く一緒にやってきて、人一倍思い入れは強い。ただの監督と選手という関係を超えた関係だったと思うし、こういう状況になった責任を感じている。毎年一緒に誕生日パーティーをやっていたので、せめて誕生日(10月18日)までは……。ここまで浦和というクラブを変えてくれたし、僕自身もここまで成長させてもらった」と、声を詰まらせながら恩師への思いを口にした。プロ1年目から先発に抜てきされ、今や主軸となった関根貴大は「駄目な時期も辛抱強く使ってくれたので、結果でもっと(期待に)応えたかった。本当に残念な形で終わって自分も悔しい」と言葉を絞り出した。

     後任に指名された堀孝史コーチは下位に沈んでいた2011年にもシーズン途中から指揮を執り、J1残留を果たした経験がある。12年からはコーチとしてペトロヴィッチ監督を支えてきただけに「一緒に仕事ができて、多くのことを学ばせていただいたことに感謝したい。解任になったことを考えると、当然自分にも責任がある。その責任を一人に負わせてしまって申し訳ない」と、まずは今回の交代に複雑な胸中をのぞかせた。それでも今後の戦いに向けては「5年半やってきて本当にいいものはたくさんあるので、それをゼロにしてしまうのはもったいない。いい部分はしっかり継承しつつ、いろいろな課題は出てくるので選手たちといい方向に進めていければ」と、前任者が築いたスタイルをベースにしていく方針を示した。

     一方で、不振を脱するため随所に変化を加えることも示唆した。例えば代名詞となっている3-4-2-1のフォーメーションについて「世間では数字を並べたシステムのことを言われるが、当然相手があることなので、その時その時で変わってくることもあると思う。システムということよりも、今まで自分たちがスタイルとして持ってきた部分を継続していきたい」と、同じ布陣に固執しない可能性を語った。また、これまで固定されがちだったメンバーについても、選手に対して「本当の意味での競争をしながら、本当に戦う準備ができている人間でゲームをやっていこう」と呼びかけたという。最年長の平川忠亮は「レギュラーに関してはゼロからのスタートになると思うので、もう一度激しい競争をしていく」と述べ、今季3年ぶりに復帰し、ここまで出番がほとんどなかった矢島慎也は「俺らにとってはチャンス。俺とか(オナイウ)阿道、(長沢)和輝くん、(菊池)大介くんとかが(主力を)追い越していかないといけない」と気持ちを新たにした。

     堀監督が6年前に「ピンチヒッター」を務めた時はリーグ戦で5試合を指揮して役目を終えたが、今後について山道本部長は「信頼しているから監督に就任していただくので、スパンは今シーズン云々というよりは、ある程度のものは彼に与えていかなくちゃいけないと考えている」とコメント。淵田社長も「彼は育成に対する見方もしっかりしている。そういう人が将来にわたって新しい浦和レッズのサッカーのステージをつくってもらうのを期待したい」と、今回は暫定的でない考えを強調した。わずか3カ月前まで誰もが想像できなかった低迷から抜け出し、本来の強さを取り戻すために新体制で再出発する。

    文・写真=田丸英生



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    2000年以降のJ1、デビュー年に「二桁得点」を達成した2人の選手とは? | ニコニコニュース



    J1デビュー1年目に二桁得点を記録した渡邉千真(左)と金園英学 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
    サッカーキング

     今季の明治安田生命J1リーグで首位を走るセレッソ大阪。

     尹晶煥監督体制1年目ながら堅実な戦いを見せているチームをけん引するのがFWが杉本健勇だ。

     ここまでチーム最多となる10ゴールを挙げている杉本。

     昨季もJ2リーグで14ゴールを記録するなど活躍したが、杉本にとってJ1での二桁ゴールは意外にもこれが初めてのこと。プロ契約から8年目にして、ようやくの達成となった。

     杉本でも8シーズンかかったJ1での二桁得点。では、Jリーグデビューの年にJ1で10ゴール以上を記録した選手はいるのだろうか?

     今回は、2000年以降のJ1においてこの条件を満たす日本人選手を探したところ、該当したのはたった2人だけだった。※特別指定選手は、たとえ出場がなくても登録年を「デビュー年」とする

    1. 渡邉千真(ヴィッセル神戸)

    生年月日:1986/08/10(30歳)
    ポジション:FW
    当時のチーム:横浜F・マリノス(2009年)
    当時のJ1での成績:34試合13得点

     早稲田大学時代、2年連続で関東大学サッカーリーグ得点王に輝いた渡邉千真。

     加入した横浜F・マリノスでいきなりレギュラーの座を掴むと、J1開幕節のサンフレッチェ広島戦でスタート3分にJ初ゴールを挙げる。その後も得点を積み重ねて13ゴールを記録し、Jリーグ新人王のタイトルを手にした。

     なお、デビュー年でのJ1二桁得点は、城彰二氏が1994年に達成して以来2例目。渡邉のゴール数は城氏を1つ上回っており、未だに新人選手における最多得点記録として残っている。

    2. 金園英学(北海道コンサドーレ札幌)

    生年月日:1988/09/01(28歳)
    ポジション:FW
    当時のチーム:ジュビロ磐田(2011年)
    当時のJ1での成績:28試合12得点

     2011年、関西大学からジュビロ磐田へと加入した金園英学。

     開幕から数えて3試合目となる第8節のサンフレッチェ広島戦(この年は、東日本大震災の影響で節の消化が前後)で初得点をマークすると、その後も数少ないチャンスを活かし、中盤戦にはレギュラーを獲得した。

     藤田俊哉氏が持っていた磐田での新人選手の最多得点記録(7得点)を更新するだけでなく、シーズンを終了してみれば渡邉千真以来3人目となるデビュー年でのJ1二桁ゴールを成し遂げた(12得点)。

    (記事提供:Qoly)



    (出典 news.nicovideo.jp)

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    J初陣2発のポドルスキを各国メディア称賛! 「衝撃的な25ヤード弾」「記憶に残すべき1ページ」 | ニコニコニュース



    フットボールゾーンウェブ
    Football ZONE web
    “神戸の10番”としてデビュー戦2ゴール 3-1の勝利に貢献

     

     ヴィッセル神戸に加入した元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、初陣となった29日のJ1第19節大宮アルディージャ戦で鮮烈な2ゴールを叩き込み、3-1の快勝に大きく貢献した。ドイツで一時代を築いたレフティーの衝撃デビューを、世界各国のメディアも報じている。

     

     この日、本拠地ノエビアスタジアム神戸のピッチに立ち先発フル出場したポドルスキは後半4分、FW渡邉千真のシュートのこぼれ球をペナルティーエリア外で拾うと、そのまま鋭く反転して左足を一閃。強烈なミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、鮮烈なJリーグデビュー弾が生まれた。

     

     さらに1-1の同点に追いつかれた後の同17分には、右サイドからMF大森晃太郎が上げたクロスに反応。相手2人に挟まれながらも、力強く正確なヘディングシュートをゴール左隅に沈めて2点目を奪った。

     

     ポドルスキが決めた圧巻の先制点について、英誌「フォー・フォー・トゥー」は「衝撃的な25ヤード弾をお見舞いした」と紹介。英メディア「101 Great Goals」では、「アンストッパブルな一振りは、大宮のGKにとってノーチャンス」と表現し、「このデビュー戦は彼について、記憶に残すべき新たな1ページとなった」と、その活躍に賛辞を送った。

     

     

    「日本でのトップフライトに適応」

     

     米スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」アジア版では、「日本でのトップフライトに適応する上で、そのドイツ人に長い時間を与える必要は全くなかった」とレポート。多くの助っ人は、異国のリーグに馴染み本領を発揮するまでに、一定の時間を要することが多い。しかし元ドイツ代表の背番号「10」は、初陣で一発回答を示してみせたとしている。

     

     Jリーグ初参戦で挨拶代わりに決めたワールドクラスの2ゴール。輝きを失わない圧倒的な勝負強さとプロフェッショナリズムこそ、ポドルスキが世界で称賛を受け続けるストライカーである所以なのかもしれない。

     

    【了】

     

    フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

     

    ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

     

     

    【動画】JリーグのYouTube公式チャンネルで公開された「神戸vs大宮」ハイライト

     

    [embed]https://www.youtube.com/watch?v=H6oIHr9radY&t=1s[/embed]

     

    JリーグのYouTube公式チャンネルで公開された「神戸vs大宮」ハイライト

     

     

     



    (出典 news.nicovideo.jp)

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