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    カテゴリ:日本リーグ > J1

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    (出典 img.footballchannel.jp)



     京都パープルサンガ(当時)でプロ生活をスタートさせて20年目の今年、松井大輔はJ2の舞台にいた。2004年フランスル・マンを皮切りに、プロ生活の約半分を海外で過ごし、日本代表でも活躍した。ボールを持つと見るものを惹きつけ、ワクワクさせた。まさに、松井が“ファンタジスタ”と呼ばれるゆえんだ。

     そんな松井も今年38歳になった。横浜FCでは「やりたい」と思っていたボランチに挑戦し、頭を使ってボールを奪いに行く姿は新鮮に映った。最終戦でJ1昇格を果たした松井に、今シーズンについて話を聞いた。

    取材・文=藤井雅彦

    ――J1昇格おめでとうございます2019シーズンが終わっての率直な感想を聞かせてください。

    松井 ホッとしています。僕個人としては、1月にカズさん(三浦知良)と一緒にグアムで自主トレを行ったおかげで、良いコンディションをキープしてシーズンを戦うことができました。昨シーズンよりもたくさんの試合に出場することができて、充実したシーズンを過ごせたと思います。

    ――松井選手がボランチとしてプレーする姿は新鮮でした。

    松井 30歳を過ぎてからは、チャンスがあればボランチをやりたいと思っていたんです。でも所属チームの事情もあってなかなか叶わなかったんですよね。シーズン途中から監督に就任したシモさん(下平隆宏監督)がボランチに据えてくれたのは自分にとって大きな出来事でした。

    ――ボランチの居心地はいかがでしたか?

    松井 自分が思い描いていたボランチ像は、どちらかというと泥臭く守備で汗を流す昔ながらのプレーヤーでした。でも横浜FCはしっかりとボールを保持しながら前へ進んでいくチームで、相手よりもポゼッションできるケースの多いチーム。だからテンポ良くボールを動かし、シンプルに前線の選手へボールを供給するのが自分の役割になりました。今までと違うポジションで新しいサッカー観を養いながらプレーするのは楽しかったです。

    ――守備の負担は気になりませんでしたか?

    松井 ボールを奪う守備は好きなんです。インターセプトも、対人で奪うことも好き。でも年齢が年齢なので走るのはあまり好きじゃない(苦笑)。ただし、走らないとボールは奪えないので、効率良くボールを奪うために頭をフル回転させました。味方と相手の位置関係やボールの位置を考えて、今まで体を使って奪いに行っていたものが頭を使うようになった感じです。

    ――夏には中村俊輔選手が加入し、ボランチでポジションを争う構図になりました。想像していない展開だったのでは?

    松井 そうですね(苦笑)。僕としてもシュンさん(中村俊輔)はトップ下をやるんじゃないかというイメージでしたから。でも、日本代表で一緒にプレーしていたシュンさんと、お互いにポジションを変えて同じチームで戦えるのはすごく幸せです。

    ――中村選手はポジションを争うライバルですか?

    松井 その表現はおこがましいと思っていますね。チームメイトなのは間違いないですが、サッカーの実績や経験値という意味では大先輩ですから。でもシュンさんとはざっくばらんにいろいろな話をします。シュンさんはサッカーを見る目が肥えているので、話を聞いていて納得することがとても多い。他の選手とは視点がちょっと違うのですごく勉強になるし、同じボランチでもそれぞれカラーが異なるので吸収すべき点は多いと感じました。

    ――では、来季以降のポジションのこだわりは?

    松井 自分としてはボランチをやりたいと思っています。ボランチとして成長したい、伸びたいという思いがあります。

    ――創造性あふれるプレーを得意とする松井大輔を、J1の舞台で見たいファンもいると思います。

    松井 今の年齢になって派手なプレーをしていたら『何をやっているんだ?』と思われないかな(笑)。でも自分の中にファンタジスタの血は流れているので、時と場合によってプレーを選択していくことが大切です。だからチームが勝っていて少し余裕のある状況なら、そういう自分を解放したいですね。冷静に頭を使いながらも、観客が楽しめるプレーを忘れないようにやっていきたいですね。

    横浜FC在籍2年目でJ1昇格を決めて喜びを語る松井大輔[写真]=藤井雅彦


    (出典 news.nicovideo.jp)

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    「勝てばJ1昇格が決まるプレッシャー? それはあるけど、毎試合かな。1回でもミスったら松井(大輔)や田代(真一)とかボランチがいっぱいいるから。そっちのプレッシャーの方が大きくて、J1に上がることを上回るプレッシャーだったから、ホントに一発勝負。(ベンチ外からスタメンに抜擢された10月27日の東京)ヴェルディ戦なんかまさにそう。あれでコケたらまた戻っちゃうし。あの試合で点取れて勝てたから、今回も出れた。努力して突き進んできて、こういう経験ができたことに感謝したいですね」

     11月24日愛媛FCとのJ2リーグ最終節。横浜FCは2-0で勝利し、自力で13年ぶりのJ1切符を手繰り寄せた。シーズン途中から指揮を執る下平隆宏監督が終了間際に三浦知良を送り出すドラマを演出する中、ボランチで先発した中村俊輔はベンチから歓喜の瞬間を見守り、安堵感を体いっぱいに表現した。

     ジュビロ磐田に在籍していた2月23日松本山雅との開幕戦で先発しながら後半開始早々に交代を強いられてからというもの、今季の中村は苦悩と焦燥感を繰り返し味わってきた。結局、磐田では足首の軟骨の痛みもあってコンディションが万全となることはなく、ピッチに立つ時間はほとんど得られなかった。そんな状況を変えるため、7月に人生初となるJ2でのプレーを決断。地元・横浜に凱旋した。

     だが、これまでの主戦場とは異なるボランチでの起用に悪戦苦闘。思うように出場機会をつかめず、ベンチ外になることも少なくなかった。中村自身も「J3か引退しかないっていう、そこまでの危機感っていうか、恐怖だよね」と神妙な面持ちで言うほどギリギリのところまで追い込まれていた。

     それでも、10月京都サンガF.C.戦を0-3で落としたことが大きな転機になった。下平監督はそこまで主力だったイバやレアンドロ・ドミンゲス、松井らを外し、中村俊輔や佐藤謙介、皆川佑介といった面々をスタメンに抜擢。彼らが結果を出したことで、最後までそのユニットを使い続けたのだ。

     とりわけ、ボランチは中村と佐藤の息の合った連携が光った。かつて柏レイソルで明神智和(現・AC長野パルセイロ)とコンビを組み、職人肌ボランチとして活躍した指揮官は、2人の関係性に大きな手応えを感じたのだろう。彼らは愛媛との大一番でも“生かし生かされる関係”を体現し、チームを力強く支え、攻守のバランサーとして舵を取った。

    横浜FCに来た当初、自分には『中盤で作って』っていうボランチ像があったけど、たぶんそれが違ってたんだろうし、そこにも気づいていた。でも、体に染みついたプレーがあるから、ちょっと難しかったんだよね。その後、シモさんが求めるものと、もともと自分がトップ下でやっていた感覚を織り交ぜたら、ベンチ外の練習でだんだんフィットしてきた。『できるわ』って感覚があったからヴェルディ戦でもはまったし、今までうまく来た。こういう経験は今後また他の選手にも言えるし、指導者とかになった時も生きると思いますね」

    ◆理想の選手像になるために、YouTubeチェックしているのは…

     悟りの境地に達したのは、新天地に赴いてから3カ月が経過した頃だった。中村ほどの高度な経験値を持つ選手でも、やはり環境やリーグが変われば、適応するまでに時間を要する。その時間的ロスを最小限にとどめたことで、彼は半年間という短い契約期間の中で「J1昇格請負人」の責務を果たした。環境の変化やポジション変更とさまざまな難問に折り合いをつけ、手にしたものはやはり大きかったのだ。

    「正直、納得はしてないけどね。もっと自分のプレーってものがあるし、本当に俺の理想ではないけど、能力がないんだったらこうやって(ポジションを変えて)試合に出るしかない。自分を認めてやるところはやるけど、やっぱり諦めたくないわけ。ずっとリケルメみたいに『ザ・10番』でやっててもよかったのかなっていう気持ちもあるし。

     ただ、ここに残ってボランチとしてやるならもっと前に絡んでいかないといけないと思う。J1に上がったら本当にそう。だから今はボランチばっかユーチューブで見てるよ。大島(僚太)くんが一番いいね。アジリティがあって技術もあってっていう、ああいうサッカーがすごくいいと思うから」

     こう発言し、目を輝かせる中村俊輔は、41歳になった今も自身の理想像を追い求めつつ、プレーヤーとしての幅を広げている。ボランチという新たなポジションに挑むことも全てが前向きな経験。長年やってきたトップ下の要素も加味しながら、もっとパス出しや攻撃の起点になれるはずだと信じ続けている。その野心と向上心がこの男の凄さである。

     先輩・カズに「確かな技術と経験を持った選手。そして本番の試合に強い。しかもサッカーが好きな気持ちと情熱があって、まだまだうまくなれるんじゃないかって思って取り組んでる。それを見て自分も頑張りたいなと思いました」と最大級の賛辞を贈られた技巧派レフティは、どこまでも成長し続けるはず。中村俊輔という永遠のサッカー少年に年齢は関係ないのだ。

    「俺はやっぱりもしかしたら『サッカーやる人なのかな』と。指導者向いてないのかなって思うこともある」と苦笑いした41歳は、足首が完全に壊れるまで、ひたむきかつ貪欲にピッチに立ち続けるはず。2020年のJ1での躍動が今から大いに楽しみだ。

    文=元川悦子

    [写真]=大木雄介


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    (出典 www.sponichi.co.jp)



    20カ国の出来事を紹介 横浜FCのJ1昇格でカズと俊輔は「キャリアを少し延長できる」

     世界中で愛されるサッカーは欧州トップリーグだけでなく、各国の様々なカテゴリーで毎日のように試合が行われているが、フランスサッカー専門誌「SO FOOT」は「20の外国のリーグで覚えておくべき20の事柄」と題し、先週末の各国リーグで起きた特筆すべき出来事を特集。日本からは13年ぶりのJ1昇格を決めた横浜FCが取り上げられ、“カズ”こと元日本代表FW三浦知良と元日本代表MF中村俊輔の名前を挙げて「伝説は続く」と報じた。

     フランスリーグ・アンを主に取り上げる「SO FOOT」だが、今回は海外の20のリーグで週末に起きた事象をピックアップアルゼンチンブラジルといった南米、中国や日本などのアジアを含め、様々なリーグの出来事が紹介されている。

     例えば、アルゼンチンで言えば「フアンセバスチャン・ベロンがハビエル・マスチェラーノを本国へ帰還させる」と紹介。エストゥディアンテスの会長を務める元アルゼンチン代表MFのベロン氏が、中国スーパーリーグの河北華夏に所属していた元アルゼンチン代表MFマスチェラーノを、母国に14年ぶりに復帰させたことを大きく取り上げている。

     そんななか、日本のトピックとして取り上げられたのが、カズと中村を擁する横浜FCのJ1昇格だ。24日のJ2最終節で愛媛FCに2-0で勝利した横浜FCは、2位を確定させて13年ぶりのJ1復帰が決定。かつての流れを踏まえて、来年は横浜F・マリノスの大きなライバルになるだろうと紹介している。また今回のJ1昇格は、「ナカムラ(41歳)とカズヨシ・ミウラ(52歳)がキャリアを少し延長するのに十分な理由となる」と主張。「伝説は続く」と伝え、両者がトップリーグプレーできる状況になったことを伝えていた。

     来季、久々にJ1の舞台に戻ってくる横浜FC。日本サッカーレジェンドであるカズや中村は、J1のピッチでどんなプレーを見せてくれるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

    横浜FCでJ1昇格を達成した三浦知良(左)と中村俊輔【写真:高橋学&Getty Images】


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    (出典 f.image.geki.jp)



    残り2節となった2019年のJ1。ヴィッセル神戸セレッソ大阪との第32節に1-0で勝利して残留を決めた。

    盟友ダビド・ビジャとの絶品コンビネーションが話題になったアンドレス・イニエスタはこんなマジカルプレーもやっていたぞ!

    裏のスペースに走った小川慶治朗に左足で完璧なスルーパス!

    左足でトラップし、そのまま左足でここしかないという場所にボールを通している。ボールを受ける前から小川に出すことをイメージして左足でトラップしたようにも見える。

    試合後には「今日は素晴らしいプレーができた」、「チームとしても今季のなかでベストな試合のひとつ」と手応えも口にしていた。

    両足を極めたイニエスタ、「左足しか使わない魔法スルーパス」がこれ


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    1 Egg ★ :2019/11/25(月) 17:20:54.58 ID:+WvF7+8i9.net

    J1浦和でチーム再編が始まる。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦(24日、埼スタ)、浦和はアルヒラル(サウジアラビア)に0―2と敗れて2戦合計0―3でタイトルを逃した。今季の無冠が確定した浦和では、チーム再建に向けて大改革を求める声も噴出。クラブ出身で元日本代表主将のMF長谷部誠(35=Eフランクフルト)ら国内外を問わず大物選手がリストアップされそうだ。

     実力の違いをまざまざと見せつけられた。敵地での第1戦を0―1で落とした浦和はホームで逆転を狙ったが序盤から劣勢を強いられると、後半に2失点を喫してアジア王座奪還に失敗。今季の無冠が確定した。

    “アジア最大のビッグクラブ”と言われながらも2006年以来J1制覇なし。今季もリーグ13位に低迷し、残留争いの真っ最中。来季に向けてテコ入れは避けられない。すでにクラブ側はシーズン半ばに就任した大槻毅監督(46)に続投要請したものの、中村修三GM(60)を解任、土田尚史氏(52)を強化本部長に据えて体制の一新を図ることになった。

     そうなると、今後の焦点はチームの再編成だろう。選手らもチーム立て直しに向けて“血の入れ替え”の必要性を認識している。元日本代表GK西川周作(33)は「他のチームに比べて30代の選手も多いし、若手も出てきている中でチームの底上げをもっとしないといけない時期だと思う。チームとして積み上げてきたものがなくなりかけてきた中で、チームとしてもどういう方針でいくのか今後、確かめていきたい」と指摘する。

     浦和は若手が育ってきてはいるものの、チームの主力を担うベテラン勢の顔ぶれがあまり変わらず、戦力や戦術ともに頭打ちの状態と過渡期を迎えている。そこで必要になるのがチームの屋台骨となりうる大物だ。かねて復帰待望論のあるMF長谷部や日本代表MF原口元気(28=ハノーバー)のクラブ出身者に加え、欧州で出場機会が激減している同DF吉田麻也(31=サウサンプトン)が補強ターゲットとして浮上する。

     またFW興梠慎三(33)が敗れたアルヒラル戦を振り返り「個々の能力が高いけど、特に外国人の質が高かった」と分析したように、優良助っ人の獲得も大きな課題。神戸や鳥栖が世界的ビッグネームを獲得し、話題となったが、浦和も世界的なスター選手の補強に動くとみられている。

     毎年のように戦力の増強に取り組むものの、なかなか結果につながっていない。現状打破に向けて無冠となった今オフは聖域なき構造改革が断行されそうだ。

    11/25(月) 16:46配信
    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000038-tospoweb-socc


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