ドルトムントのルシアン・ファブレ監督は、イングランド代表MFジェイドン・サンチョが不調な原因が、マンチェスター・ユナイテッド移籍の噂にあると考えているようだ。イギリス『ミラー』が伝えている。
サンチョは昨シーズンのドルトムントで公式戦43試合に出場し、19ゴール18アシストをマークするなど、チームの中心選手として活躍。夏にはマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動き、サンチョ本人も移籍を望んでいるという噂があったが、結局ドルトムントに残留した。
今シーズン、サンチョはブンデスリーガ4試合に出場しているもののいまだ得点はなく、低調なスタートとなっている。また、10月のインターナショナルマッチウィークでは、イギリス政府が定めた対コロナプロトコルに違反し謝罪。ピッチ内外で問題の多い時期を迎えている。
このまま不調が続けば批判の声も高まってくることが予想されるが、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節ゼニト戦の試合前会見に臨んだファブレ監督は、サンチョの不振に夏の移籍の噂が影響していることを認めつつ、どんな選手にも波があると擁護した。
「どんな選手にも不振な時期はあるんだ。ジェイドンには夏の間に多くの話があったからね。それが原因になっている可能性もある」
「1シーズン一貫してトップのパフォーマンスを維持できる選手なんていない。そんなことは不可能なんだ。(サンチョの不調についても)受け入れる必要がある」
夏の移籍は実現しなかったものの、サンチョのユナイテッド移籍の噂は消えていない。イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはいまだにサンチョをトップターゲットとして狙っており、獲得を確信しているようだ。今後サンチョがどのような決断をするのか、注目したい。
(出典 news.nicovideo.jp)
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