今季、レアル・ソシエダで好調を維持する久保建英が、古巣との大一番を迎える。1月29日、スペインリーグ第19節で対レアル・マドリー戦を迎える久保はここまで、リーグ戦では15試合に出場し3得点を記録、攻撃を牽引する役割を担っている。チームも3位につけており、今節は勝点3差の2位レアルとの大一番。昨季までの所属クラブにどんなパフォーマンスをみせるか、期待感が高まっている。
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また、久保は25日に行われた国王杯準々決勝のバルセロナ戦にもスタメン出場を果たし、こちらも古巣のビッグクラブを向こうに回し、好機を演出した。前半で退場者を出したレアル・ソシエダが0-1で敗れたものの、バー直撃のシュートを放つなど、確かな爪痕を残した。
もちろん、新天地で存分に存在感を放ち続け、レアル戦を迎えようとしている久保には、欧州メディアからの視線が集まっている。
英サッカーサイト『Tribal Football』ではバルサ戦翌日の26日、「レアル・ソシエダのエース、タケフサ・クボが古巣に衝撃を与える予感」と銘打った記事を配信、今季の活躍を振り返るとともに、次戦への期待も記している。
記事では「今週末、2位のレアル・マドリーが3位のレアル・ソシエダを迎え撃つという、リーガ・サンタンデールの大一番がある」と綴っており、その上で「リーグ戦5連勝中のバスクチームは自信満々で首都に乗り込んでくるだろう。レアル・マドリーが注目する選手の一人は、2023年に絶好調のスタートを切ったタケフサ・クボだ」として、日本人ミッドフィールダーの存在を強調。
さらに「クボはすでにレアル・ソシエダのリーダーであり、ここ数週間、チームのベストプレーヤーの一人である。このウインガーは、アスレティック・クラブとのバスク・ダービーでゴールを決め、イマノル・アルグアシル監督率いるチームにとって重要な勝利に貢献した」と今月14日のアスレチック・ビルバオ戦の鮮やかなゴールも称えている。
その他、レアル・マドリー専門メディア『Defensacentral.com』では、バルセロナとのカップ戦でのプレーに言及。「彼はフットボールクラブ・バルセロナを窮地に陥れる寸前だった」と賛辞を贈っている。
加えて、好パフォーマンスを評しながら「この21歳には明るい未来が待っているようだ。彼のキャリアはますます好調で、今年はすでにチャンピオンズリーグ出場を目指して戦うチームに所属し、その中で彼は議論の余地もない」と見解を示している。
スペインの地に渡って以降、最高のシーズンを送っている久保建英。大きなターニングポイントともなり得る戦いでどんなインパクトを残すのか、非常に楽しみだ。

(出典 news.nicovideo.jp)
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