ベイルを銀河系軍団へ導いた「道しるべ」



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キャリア最大のステップへ背中を押したのはトットナム時代の同僚モドリッチ

 

 ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、2013年にトットナムからレアル・マドリードに移籍。移籍金は当時の世界最高額となる1億ユーロ(約130億円)とも言われている。キャリア最大のステップとなる移籍を決断した理由の一つは、当時から“白い巨人”でプレーしていたある選手が大きく影響しているという。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 

 下部組織から育ったサウサンプトンを巣立ち、トットナムでブレイクしたベイル。その後、6年間プレーした“スパーズ”を離れて新天地に選んだのがスペインの銀河系軍団だった。英国圏の選手が海を渡って他の欧州クラブに行くこと自体が珍しいものだが、ベイルは元同僚のクロアチア代表MFルカ・モドリッチの存在が背中を押したと明かしている。

 

「僕らはともにトットナムでとても良いプレーをしました。彼(モドリッチ)の存在は僕がマドリードに来る理由の一つだった。彼が良い選手だというのは分かっていたし、すんなりと馴染むのに大きな助けになってくれたと思っています。海外への移籍においては、自分を助けてくれる誰かの存在は本当に大きなものです」

 

 

移籍4年でCL優勝を3度経験

 

 モドリッチはベイルより1年早くトットナムからレアルに移籍。小柄な司令塔は中盤の舵取り役として輝きを放つ。マドリードという未知の世界に飛び込んだベイルにとっては、「道しるべ」のような存在だったという。

 

 レアル加入5年目を迎えたウェールズ代表のレフティーは、すでにUEFAチャンピオンズリーグ優勝を3度も経験。怪我での離脱を繰り返すなど順風満帆な日々ばかりではないが、その活躍の裏には信頼を置ける“先輩”の存在あってこそだったようだ。

 

【了】

 

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

 

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 



(出典 news.nicovideo.jp)


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