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 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、15日に行われたラ・リーガ第21節(延期分)エルチェ戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。

 FIFAクラブワールドカップを制し、“世界王者”の称号を持ち帰ってきたレアル・マドリードは、延期分の第21節でエルチェと対戦した。試合はFWマルコ・アセンシオの先制点を皮切りに、FWカリム・ベンゼマがPKから2得点。終盤にはMFルカ・モドリッチにもゴールが生まれて、4-0でエルチェを撃破した。

 まずアンチェロッティ監督は、完璧な試合運びをしたことについて「全ての試合、毎瞬間の積み重ねは、自信をつけるために良いこと。ひとつひとつの出来事が、その場の雰囲気に影響を与えていくんだ。3-0ともなるとね、少し気を緩めてしまい、それが問題を引き起こすこともある。そういうのは見たくはない。調子が上向きになってきているし、この良い流れを維持することが大切」と在りし日の戒めを込めた言葉を口した。

 またアンチェロッティ監督は、1カ月間で8試合の過密日程にも言及。直近の試合からスタメンを5人変更したエルチェ戦で勝利し、同指揮官は「トップレベルの試合をすることに何の問題もない。選手たちはその準備ができているからね。私は彼ら全員を信頼しているし、ケガや疲労を考慮しながらベストメンバーを選んでいくつもり」と強調。続けて「モドリッチベストレベルを見出しつつあるし、アスレティック戦では(トニ・)クロースが途中出場から得点した。今日のルカもそうだったけど、 彼らはベンチからゴールに貢献することができるんだ。2人がそう思っているかどうかは100パーセントはわからないが、データはそれを示している」とベテラン組の奮闘についても語っている。

 試合を通して“世界王者”たることを示したレアル・マドリード。今週末のラ・リーガ第22節オサスナ戦を終えた後、21日にチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16ファーストレグでリヴァプールと対戦する。

完璧な試合運びに言及したアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)