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 レアル・マドリードが、アーセナルイングランド代表FWブカヨ・サカ獲得に乗り出すかもしれないようだ。27日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。
 
 報道によると、サカはアーセナルとの現行契約が2024年6月末まで。契約延長交渉中であることを、移籍市場に詳しいイタリアジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は伝えているが、まだ合意には達していない。この状況に乗じて、R・マドリードカルロ・アンチェロッティ監督がサカの獲得を要請していると伝えられている。

 しかしながら、サカはアーセナルの下部組織出身で、プレミアリーグ首位に立つチームの中心選手でもある。ファンからの人気も高いことも含め、サカが現在のアーセナルから移籍を検討する理由を探すのも難しいが、R・マドリードが何らかの形で獲得を実現させた場合には、素晴らしい契約になると『コートオフサイド』は併せて報じた。

 現在21歳のサカは、前述の通りアーセナルの下部組織出身。2019年トップチームへ昇格すると、当初は左ウィングプレー。その後、チーム事情で左サイドバックウィングバックコンバートされるも、2020年12月26日チェルシー戦からは右ウィングに配され、以降もこのポジションを中心に活躍している。

 今シーズンリーグ戦で全19試合に先発出場し、7得点7アシストマーク。フィジカルとスピードを備えたドリブルや鋭いカットインなど、攻撃全般で高い能力を持っている。また、イングランド代表ではEURO2020FIFAワールドカップカタール2022にも参戦し、W杯では3得点でチーム得点王になるなど素晴らしい活躍を見せた。

 ローン移籍の経験すらなく、アーセナル一筋でプレーし続けているサカ。R・マドリードアンチェロッティ監督の興味もどれほどなのか、続報を待ちたいところだ。

アンチェロッティ監督がサカの獲得を要請? [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)