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 アーセナルが今冬の移籍市場での中盤補強を検討しているようだ。25日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。

 プレミアリーグ前半戦19試合を終え、16勝2分1敗・勝ち点「50」で首位に立っているアーセナル。熾烈なタイトル争いおよびチャンピオンズリーグ(CL)出場圏争いが予想されるシーズン後半戦に向けて、同クラブベルギー代表FWレアンドロ・トロサールとポーランド代表DFヤクブ・キヴィオルの2選手を獲得し戦力を拡充した。

 しかし、ミケル・アルテタ監督はじめとしたクラブ幹部は、今冬のさらなる補強を検討しているようだ。報道によると、アルテタ監督はガーナ代表MFトーマス・パルティとスイス代表MFグラニト・ジャカの控えとなるMFの獲得を望んでいるという。ケガの程度は明らかになっていないものの、今シーズンここまで両選手のバックアッパーを務めていたエジプト代表MFモハメド・エルネニーがひざを負傷したこともあり、補強の必要性を痛感しているようだ。

 なお、アーセナルウェストハム所属のイングランド代表MFデクラン・ライスへの関心が明らかになっており、夏の移籍市場で獲得に動くと見られている。そのため、今冬の中盤補強は、シーズン終了までの戦力補充を目的としたものになる可能性が高いと『ガーディアン』は指摘している。報道によると、エヴァートン所属のベルギー代表MFアマドゥ・オナナとユヴェントス所属のアメリカ代表MFウェストン・マッケニーが獲得候補に挙がっているようだ。

 なお、A・オナナに対してはチェルシー、マッケニーに対してはリーズが関心を寄せており、今冬の獲得に動くのではないかとも伝えられている。移籍市場の残り日数も限られていることから、アーセナルがこれらの選手の獲得に動く場合には、早急に選手およびクラブと交渉を進める必要があるだろう。

 19年ぶりのリーグ制覇も現実味を帯びてきたアーセナル。果たして今冬にさらなる戦力拡充に動くのだろうか。

(左)エヴァートンのMFアマドゥ・オナナと(右)ユヴェントスのMFマッケニー [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)