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マンチェスター・ユナイテッドのMFアンドレアス・ペレイラが、同クラブのサー・アレックス・ファーガソン元監督への畏敬の念を明かした。

ブラジル人の元プロサッカー選手を父に持ち、ベルギーで生を受けたA・ペレイラ。フル代表ではブラジル代表を選択し、1試合のみながら出場歴がある。

クラブキャリアでは15歳でユナイテッドの下部組織に入団。当時はPSVに在籍していたが、ファーガソン氏自らオランダへと足を運び、A・ペレイラとその父を説得したという逸話を持つ。

イギリス『サン』のインタビューファーガソン氏との初対面を回想。27歳となり、ユナイテッドを離れた現在でもなお、揺らぐことのない畏敬の念があると語った。

「彼は長らくユナイテッドに腰を据え、全てを勝ち取ってきた男だ。そんな彼が15歳の僕に会いたいと言ってくれたことが、僕と父にどれほどの衝撃を与えたか。TVで見るだけの彼が目の前に現れたとき、この世の出来事とは思えなかった」

「彼の英語はグラスゴー(スコットランド)訛りがあるよね。実は最初にかけてもらった言葉は理解できなかったんだ(笑) だけど、そのオーラを忘れることはできない」

「僕はユナイテッドで彼のような存在になりたかった。今でも僕を優れた選手だと言ってくれるよ。今なら自信を持って『貴方の現役時代より優れている』と胸を張れる」

残念ながらユナイテッドでは確固たる定位置を築けず、レンタル移籍を繰り返した末、昨夏に退団。今季からはフルアムに在籍しているが、現在でもファーガソン氏への忠誠心は変わらないようだ。

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(出典 news.nicovideo.jp)