サッカーワールドカップカタール大会日本代表は、初戦で優勝候補のドイツを破るというこれ以上ないスタートを切った。選手のプレー森保一監督の采配などその戦いぶりは、「ベスト8以上」という目標に挑む今大会への覚悟が伝わるものとなった。

 ドイツ戦の快挙により、現在も世界各地で日本代表の選手たちへの称賛が続いている。なかでも、最後まで体を張り続けたゴールキーパー権田修一はこの試合のヒーローの1人と言える活躍をみせた。権田は、この試合の前半、自らのプレーによりドイツにPKを献上し失点を許すも、その後は数多くのシュートに対し身を挺して防ぎ、ゴールマウスを割らせなかった。


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 そして、渾身のビッグセーブを連発し勝利を呼び込んだ守護神の雄姿には、海外のサッカーファンからも熱視線が送られていたことが伝えられている。

「もしゴールキーパーシュウイチ・ゴンダの歴史的なゴールセービングがなければ、ブルーサムライの歴史は作られなかったことだろう」

 権田のプレーをそう振り返っているのは、南太平洋に位置するソロモン諸島ニュースメディアSolomon Times Online』だ。トピックでは「清水エスパルスプレーする33歳のシュートストッパーは、試合のほとんどでドイツの攻撃陣を抑えていた。特に71分には4つのセーブを連発し、0-1のスコアにとどめた」として、試合の様子をレポート。


 また、記事には「ソロモン諸島で新たなファンを獲得した日本人ゴールキーパー」と銘打たれており、同国内の反応も紹介する内容となっている。その中では「日本の勝利は彼のおかげ」「19歳の若者は日本のキーパーを見て、ゴールキーパーの道に進むことを強く希望した」というコメントも掲載。さらに、国内のファンの間では権田を称える声が極めて多かったとして「試合後にこれだけのゴールキーパーの話題が挙がるのはソロモン諸島では非常に珍しいことだ」と指摘した。

 他にも「ゴンダは新たなファンを獲得しており、その勇敢なパフォーマンスに魅了されたというファンも多い」とも記している。自身が関与した失点にも下を向かず、強豪国による猛攻を凌ぎ切った権田の姿は、世界中の人々の心に強く響いたようだ。


[文/構成:ココカラネクスト編集部]


好セーブ連発の権田修一に「意外な国」も超熱狂!「勇敢なプレーにファンが魅了された」


(出典 news.nicovideo.jp)