no title

 レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督がジローナ戦を振り返った。30日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 ラ・リーガ第12節が現地時間30日に行われ、レアル・マドリードホームジローナと対戦した。互いにチャンスを作り合う展開となった試合は、70分にヴィニシウス・ジュニオールゴールレアル・マドリードが先制に成功。しかし77分、FKの守備対応時にボックス内のマルコ・アセンシオのハンドがあったとしてジローナがPKを獲得。クリスティアン・ストゥアーニがこれを沈め、試合は振り出しに戻った。その後、猛攻に出たホームチームはロドリゴがゴールネットを揺らしたものの、相手GKへのファウルがあったとして得点は取り消しに。結局1-1のまま試合は終了した。

 ホームで勝ち点「2」を取りこぼしたレアル・マドリードアンチェロッティ監督は「他の場面でもっと得点できたかもしれない。チャンスを生かせなかったことがゲームに影響を及ぼしてしまった。もっと説得力があり、アグレッシブで素早いプレーが出来たはずだ。しかし、この時期に高いレベルを発揮するのは困難だ。試合数が多く、100パーセント回復することができない。難しい試合だったよ」と試合を振り返りつつ、レフェリーの判定への不満を次のように語った。

「審判について話すのは好きではないが、今日は話そうと思う。最初の場面は非常に明確なものだった。手で触れていないのでPKではない。アセンシオに聞いたら『手では触っていない。胸でボールに触れた』と言っていたよ。確かに左手の位置は奇妙だったし、そこにボールが当たっていればハンドの疑いが生じただろう。しかし実際は手には当たっていない。PKはでっち上げだ」

「2つ目(ロドリゴのゴールの場面)については議論の余地がある。GKがボールに触れていた場合、笛を吹くか吹かないかは審判次第だ。あの場面については語らない。私が一番驚いているのはPKの場面だ。重要な場面での出来事だったからね。なかなか良いプレーができず、ボールを奪い返すのにも苦労していた。あの場面によって我々は勝ち点『2』を失ってしまった」

 この試合の結果により、レアル・マドリードラ・リーガ首位をキープしたものの、2位バルセロナとの勝ち点差は「1」に縮まっている。

レアル・マドリードを率いるアンチェロッティ監督 [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)