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 3日、インテル・マイアミに所属する元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 1987年生まれで現在34歳のイグアインは、母国アルゼンチンのリーベル・プレート出身の点取り屋。2007年、当時19歳にしてレアル・マドリードに加入すると、スペインの名門では6年半の所属で計121ゴールという数字を叩き出した。そして、カリム・ベンゼマとの競争に敗れる形で加わったナポリでは、その得点力がさらに爆発。公式戦146試合の出場で91得点を残し、2015-16シーズンにはセリエAシーズン得点記録を更新(36ゴール)して得点王に輝いた。

 その後、2016年の夏には9000万ユーロ(当時のレートで約1044000万円)という移籍金で国内のライバルであるユヴェントスに加入。ここでも通算66ゴールと結果は残したものの、徐々にその立ち位置は揺らぎ、ミランチェルシーへの期限付き移籍も経験した。そして2020年夏からはメジャーリーグサッカーMLS)のインテル・マイアミでプレーすることとなり、アメリカの地で、2022年限りでの現役引退を決断した。

 “エル・ピピータ”の愛称で親しまれたストライカーは、アルゼンチン代表としても長年に渡って活躍。2009年ディエゴ・マラドーナ監督のもとでA代表デビューを果たすと、さっそくその試合でゴールを決め南アフリカワールドカップ出場権の獲得に貢献した。また、W杯本大会には3度出場し、14試合の出場で5ゴールを記録。2014年ブラジル大会ではリオネル・メッシらとともにチームを牽引し、決勝の舞台にも立った。代表チームでは、75キャップで通算31得点をあげ、クラブでの成績と合計するとプロキャリアでの通算得点数は「364」に到達している。

今季限りで現役を引退するイグアイン [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)