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 ラツィオイタリア代表FWチーロ・インモービレが、同国代表を率いるロベルト・マンチーニ監督との秘話を明かした。19日、イタリアメディアフットボールイタリア』が伝えている。

 現在32歳のインモービレはユヴェントスの下部組織出身で、トップチームデビュー後はトリノやドルトムントなどを渡り歩き、2016年夏にラツィオへと加入した。これまでに4度のセリエA得点王に輝いている同選手は、2014年イタリア代表デビューFIFAワールドカップブラジル2014やEURO2020にも出場するなど、イタリア代表として通算55試合に出場し15得点を記録している。

 EURO2020王者に輝いたイタリア代表だったが、W杯・欧州予選プレーオフの末に、2大会連続となる予選敗退の憂き目に遭った。同試合後から“イタリア代表引退”の可能性も報じられていたインモービレは「あの時、僕は去りたかった」と告白しつつ、「このような形で失望した時、結論の出し方は千差万別だ。でも僕は、冷静になってマンチーニと話したことで、イタリアがまだ僕を必要としてくれていることに気づいた」とマンチーニ監督との秘話を明かした。

 今年6月にDFジョルジョ・キエッリーニイタリア代表から引退した一方で、FWジャンルカ・スカマッカやFWウィルフリード・ニョントら若手選手が頭角を現している。そんな中、チーム内でもベテランの域に達したインモービレは自身の役割について「若手選手の成長を促し、代表チーム世代交代をよりスムーズに行うためにも、僕たちベテラン選手はまだ必要な存在。監督が言っていたね。これから始まるのは、EUROや次のワールドカップへ戻るためのものと」と意欲を示している。

 2年後のEURO2024、4年後のFIFAワールドカップ2024に向けてスタートを切ったイタリア代表。W杯・欧州予選プレーオフ敗退後、“アズーリ”のシャツを脱ぐつもりだったことを明かしたインモービレはこの先、チームを引っ張る存在として、どのような活躍を見せてくれるのだろうか。

マンチーニ監督との秘話を明かしたFWインモービレ [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)