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チェルシースペイン代表DFセサール・アスピリクエタが、契約延長の背景を語った。

2012年マルセイユから加入したアスピリクエタは、現スカッドでは最古参にあたり、通算出場試合数は476試合に上る。2018-19シーズン以降はキャプテンとしてチームを牽引し、一昨季のチャンピオンズリーグクラブワールドカップ優勝に貢献。チェルシーで獲得できるタイトルは全て手にした。

ただ、契約が残り1年となった今夏は、バルセロナ移籍がしきりに報じられ、アスピリクエタ本人も移籍を前向きに検討していると言われていた。一方で、一定の出場試合数に達した場合に契約が自動で延長される条項の存在も報じられ、去就は不透明な状況に。

今回、イギリス『イブニング・スタンダード』の取材に応じたアスピリクエタは、バルセロナとの接触を認めた上で、実際にターニングポイントだと感じていたことを明かした。

バルセロナとの交渉は確かにあった。クラブワールドカップの後、僕は全てのトロフィーを獲得した唯一の選手となった。その時にスペインに戻る時が来たと感じたんだ」

「だけど、その後このクラブにあらゆることが起きて、ここに残りたいと思うようになった。自分のクラブに背くことは絶対にしたくないとね。クラブとはプライベートで会話をして、僕は言いたいことを全て話した」

「ここ10年間、僕は移籍とは全く縁がなかった。マルセイユ時代を最後にね。でも今回は、契約延長に関する条項もあって難しい状況だった」

「僕は一時フリーの時期があった。その時に何が起こるかは誰にもわからない。当時はすでに周りでは色々な噂が立っていて、僕は沈黙を貫くことに決めたんだ。試合に集中したかったし、状況を悪くしたくなかった」

「本当に嬉しかったよ。そうでなければ契約しない。新しいオーナーたちは、僕に残ってチームピッチ内外でリードして欲しいと言ってくれた。本当に感謝しているよ。彼らは初日からとても正直で明白だった。それでホームであるここに残るという責任を持つことができたんだ」

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(出典 news.nicovideo.jp)