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 バルセロナ所属のフランス代表DFサミュエル・ユムティティに、オリンピアコス(ギリシャ)が関心を寄せているようだ。30日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 現在28歳のユムティティは、2016年夏にリヨンからバルセロナに加入。加入当初はコンスタントに出場機会を得て、DFの主軸になることも期待されていたが、度重なるケガの影響もあり年々出場機会が減少。2021-22シーズンの公式戦はわずか1試合の出場にとどまった。

 今オフにはシャビ・エルナンデス監督から構想外であることを通達され、移籍先を探すように進言されたユムティティ。そんなユムティティに対し、オリンピアコスが関心を寄せているようだ。

 オリンピアコスは同選手をレンタルで獲得することを検討しているとのことで、現在ユムティティの代理人との交渉開始に向けて動き出しているという。早ければ今後数日以内に今夏の移籍に向けた交渉がスタートする可能性もあるようだ。なお、『マルカ』によると、ユムティティの給与の配分割合が交渉の大きな障害になることが予想され、早期の移籍成立の可能性は低いとされている。

 ユムティティに関しては、かつて同選手を指導した経験があるブルーノ・ジェネジオ監督が率いるレンヌからの関心も伝えられていた。しかし、『マルカ』によると、レンヌとの交渉はすでに決裂した可能性が高いとのこと。レンヌ側はユムティティがバルセロナで負傷を繰り返していることを問題視し、コンディション面に不安を抱えている同選手の獲得を見送ったと伝えられている。

 かつてはフランス代表でも主力として活躍していたユムティティ。今夏に新天地を求め、復活を遂げることはできるのだろうか。

バルセロナで構想外となっているユムティティ [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)