2021-22シーズン限りでのチェルシー退団が決定しているデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが、27日に自身のインスタグラムでチュルシーへの感謝の思いを綴った。

 現在26歳のクリステンセンは、2012年7月にチェルシーの下部組織に加入し、2014年10月トップチームでプロデビューを飾った。途中、ボルシアMG(ドイツ)へのレンタル移籍を経験しながらも、チェルシーのDFの主軸に成長。同クラブでここまで公式戦161試合に出場し2ゴール2アシストを記録した。先日、6月30日の契約満了をもってチェルシーから退団することが、クラブから発表されていた。

 わずか16歳にして異国の地に足を踏み入れたクリステンセン。入団当時を「16歳の時、僕はデンマークを離れるという難しい決断をしなければならなかった。僕には1つの選択肢しかなく、それがチェルシーだったんだ」と振り返り、「チェルシーではキャリアをスタートさせた頃は、希望と不安を抱えた少年だったが、私の夢をかなえてくれたクラブ全体に感謝している」と、感謝の思いを綴った。

 チェルシーでは、チャンピオンズリーグ(CL)をはじめ、様々なタイトル獲得に貢献したクリステンセン。これまでの戦いを次のように振り返っている。

クラブで最も誇りに思う瞬間は、FAユースカップとUEFAユースリーグを制覇したときだ。チームメイトだったことを誇りに思えるような若い選手たちの特別なグループだったよ。昨年は、ポルトチャンピオンズリーグを制したことが、選手として、チームとして、最も誇らしい出来事だった」

 10年間を過ごしたチェルシーを去り、新天地を求めることになったクリステンセン。退団については、「このクラブ素晴らしい10年間を過ごし、今が自分と家族にとって新しいスタートの時だと感じた。このクラブファンのもとを去ることは簡単な決断ではなく、精神的にここ数ヶ月は大変だったよ」と綴り、改めて以下のように、クラブへの感謝の思いを伝えている。

「僕はあまりおしゃべりな人間ではないから、クラブファンが僕にとってどれだけ大切な存在であるかを理解してもらえないこともある。選手やスタッフここにいるすべての人がいなくなるのはとても寂しい。クラブファンのこれからの成功と幸運を祈っているよ」

 なお、去就に注目が集まるクリステンセンだが、バルセロナ加入が有力だと伝えられている。

チェルシー退団が決定しているクリステンセン [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)