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 バルセロナに所属するスペイン代表FWアンス・ファティが、自身の将来の希望や背番号10を受け継いだ経緯について明かした。30日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

 現在19歳のファティは、バルセロナの下部組織出身。2019年8月にクラブ史上2番目の若さでトップチームデビューを飾ると、同月にクラブ史上最年少記録となる16歳304日でのゴールを決めるなど、デビュー当時から強烈なインパクトを残している。19歳ながらバルセロナでここまで公式戦通算58試合に出場し19ゴール6アシストを記録、2020年からはスペイン代表にも選出されており、4試合で1ゴールマークしている。

 クラブの未来を担う存在として大きな期待がかかっているファティ。パリ・サンジェルマンPSG)をはじめ他のクラブからの関心も噂されているが、この度自身の将来がバルセロナにあり、バルセロナで長期間プレーすることを望んでいると断言した。

 ファティはフランスの専門チャンネル『Canal Plus』にて、「PSGが僕との契約を望んでいるか?そんなことはまったく知らないよ。僕は最初から代理人と父に、バルセロナに残るという目標を伝えていた。できることならバルセロナでキャリアを全うしたいと思っているよ」と、自身の希望はバルセロナでのプレー継続であり、現段階で他チームに移籍する意思がまったくないことを明言した。

 今シーズンからファティは、昨年夏にPSGに移籍したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに代わり、バルセロナの10番を背負いプレーしている。メッシから10番を受け継ぐことになった経緯について以下のように明かした。

クラブから電話がかかってきて、10番を僕に渡したいという提案を受けたんだ。チームの監督やキャプテンが、僕が10番を背負うことに賛成しているということも教えてくれたよ。僕にとってはとても名誉なことだったよ。バルサプレーするのであれば、あらゆることに対応しなければならないと思っている。レオ(メッシ)はそうしていたし、多くのものを与えてくれたからね」

 直近2シーズンはケガに苦しみ、満足のいくプレー時間を確保できていないファティ。10番を背負って2季目となる来シーズンは、どのようなプレーを披露するのだろうか。

昨夏から10番を背負いプレーするファティ [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)