エバートンのフランク・ランパード監督が、大逆転勝利での残留決定を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
19日、エバートンはプレミアリーグ第33節延期分でクリスタル・パレスをホームに迎えた。
熾烈な残留争いを繰り広げている中、勝ち点3がどうしても欲しい試合。結果次第では残留を確定させられる状況にあり、ホームに集まったサポーターも期待を寄せていた。
しかし、今シーズンの不調ぶりを表すかのように、運のなさもあり前半で0-2の2点ビハインド。スタンドに重い空気が漂い始める。
このままでは最終節のアーセナル戦に望みを託すしかないエバートンだったが、チームは奮起。55分にマイケル・キーンがネットを揺らすと、スタンドのボルテージが一気に上昇。スタジアムは異様な空気に包まれると、76分にはリシャルリソンがネットを揺らして同点に追いつく。
さらに85分にはドミニク・キャルバート=ルーウィンがゴールを決めて逆転に成功。優勝決定かのように、このゴールにはスタンドから観客がピッチになだれ込むなど大騒ぎとなった。
結局そのまま3-2で勝利。残留を争うバーンリーが引き分けに終わったため、最終節を残して残留が決まった。
試合後、ランパード監督は残留決定に安堵。チームのパフォーマンスもさることながら、そのメンタリティをサポーターとともに見せてくれたことを喜んだ。
「今夜見たものは、プレミアリーグを守ったことであり、チャンピオンズリーグというわけではない。でも、それがクラブにとって、そしてこのような状況で何を意味するのかはとても大きい」
「このクラブのキャラクター、ファン、そして選手は、我々を残留させてくれた。クラブのメンタリティは計り知れない」
「選手、幹部、ファン、スタッフなど、一生懸命に働いてくれる人はたくさんいる。エバートンにとっては大きな夜であり、今はそれを前進させたい」
「降格が迫る戦いは厳しいものであり、それ自体が大きな経験だ。オーナー、会長、CEO(最高経営責任者)からのサポート、そしてファンがもたらしたものだ」
「誰もがチームのハートとスピリットを見ることができ、我々は立ち上がることができた」
「サポートはとても重要だった。今夜はそれらが必要だった。2-0で最悪の事態を予想するのは簡単だった」
「しかし、チェルシー戦以来、彼らは長い間サポートし続けてくれた。繰り返しになるが、雰囲気は別格だった」
「サポーターは成功を望んでおり、チームがそれを与えてくれるのを見ると、即座に反応する。その瞬間は貴重なものだった」
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(出典 news.nicovideo.jp)
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