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 ブレンフォードに加入したデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンが、12日に行われたプレミアリーグ第25節クリスタル・パレス戦(0-0)でサポーターへの挨拶を行った。同日にイギリス紙『インディペンデント』が伝えている。

 アヤックストッテナムインテルなどでプレーしてきたエリクセンは昨年6月12日に行われたEURO2020の試合中に心停止を起こし、現在は植え込み型除細動器(ICD)を装着している。イタリアではICD装着状態でのプレーが認められないため、昨年12月に当時所属していたインテルと双方合意で契約を解消。そして先月31日、ブレンフォードに今季終了までの契約で加入した。

 7日からチームに合流したエリクセンは、クリスタル・パレス戦のキックオフ前、『ブレンフォードコミュニティ・スタジアム』のピッチに姿を見せてファンに挨拶。スタンディングオベーションで迎え入れられ、そのままスタンドから新たなチームメイトたちの戦いを見つめた。

 エリクセンは試合後に自身の公式インスタグラムを更新し、「まだここに来てから1週間しか経っていないけど、とんでもない1週間だったね! すでにここがホームであると感じさせてくれたみんなに感謝したい」と、ファンへのメッセージをつづった。

 また、ブレンフォードを率いるトーマスフランク監督は、「ブレンフォードファンだけでなく、パレスファンにとっても、サッカーに関わるすべての人にとっても、今日は大事な日だ。そして、彼がピッチに立ち、プレーすれば、もっと素晴らしいものになるだろう。楽しみなことがたくさんある」と、カムバックを果たしたエリクセンについてコメントしている。

 なお、エリクセンのデビュー時期は未定。ブレンフォードの次戦は19日に行われ、アウェイアーセナルと対戦する。


【動画】“ビーズ”のサポーターがエリクセンをスタンディングオベーションで歓迎

ブレントフォードに加入したエリクセン [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)