チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、クラブ・ワールドカップ(CWC)優勝直後にあった、ロマン・アブラモビッチ氏との会話の内容を明かしている。
12日にCWC決勝のパウメイラス戦に臨んだチェルシー。立ち上がりから押し込みながらも、ゴール前を固める相手に攻めあぐねる内容が続く。それでも54分にFWロメル・ルカクがクロスを頭で合わせて先制。だが、直後の64分にはDFチアゴ・シウバがペナルティエリアでハンド判定となり、PKで同点に追い付かれてしまう。
試合は延長戦にもつれ込み、決勝戦らしい激戦へ。そんな一戦に決着をつけたのは意外な形だった。延長後半にDFセサル・アスピリクエタが放ったシュートが相手の手に当たったとしてチェルシーはPKを獲得。これをMFカイ・ハヴァーツが決めて、見事チェルシーが世界王者に輝いた。
大会前に新型コロナウイルス感染が判明し、準決勝のアル・ヒラル戦までイギリス滞在を余儀なくされたトーマス・トゥヘル監督も無事に間に合った中、優勝セレモニーには、オーナーのアブラモビッチ氏もピッチに降りて選手たちと喜びを分かち合った。
2人もハイタッチをするなど世界一の余韻に浸ったが、試合後の会見で指揮官は、その際の会話の内容を明らかにした。
「決勝戦の直後にピッチで彼に会った。私も彼も『おめでとう』と言い合ったよ」
「私は言った。『これはあなたのものだ。このクラブはあなたのものだ。あなたの情熱がこれを可能にしたんだ』と。我々はその一部になれて幸せだ。もちろん、このトロフィーは彼に捧げるよ」
なお、チェルシーはアブラモビッチ氏のオーナー就任以来、獲得可能なタイトルを全て手にしたことになる。
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(出典 news.nicovideo.jp)
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