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パリ・サンジェルマン(PSG)のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスだが、ここままでは早期の引退もあり得るかもしれない。フランス『ル・パリジャン』が伝えた。

2021年夏にレアル・マドリーを退団。PSGへと加入したセルヒオ・ラモス。新天地での活躍が期待された中、シーズン開幕前に負傷。その後、何度も復帰が近づくがケガが完全に回復せず。デビューを飾ったのは11月だった。

11月28日リーグ・アン第15節のサンテチェンヌ戦でPSGデビューを果たしたセルヒオ・ラモスだが、そのままケガをし3試合を欠場。12月に復帰すると、1月には戦列に復帰した。

1月23日に行われたスタッド・ランス戦で90分間プレーしたセルヒオ・ラモスだが、今度はふくらはぎを負傷してしまったようだ。

セルヒオ・ラモスは、レアル・マドリーに所属していた2021年1月中旬に半月板を損傷。そこからケガが続いており、あまりケガで離脱することがなかったセルヒオ・ラモスのキャリアが大きく変化している。

そこから1年経つが、完全回復には程遠いコンディションに。PSGにとっても非常に頭の痛い出来事となってしまった。

今回セルヒオ・ラモスが負傷したのは右のふくらはぎ。しかし、マドリー時代やシーズン開幕前に負傷したのは左のふくらはぎであり、再発ということではない。だからこそ、悩みのタネは大きくなっている。

筋肉系のトラブルが続いており、年齢も3月31日で36歳を迎えるセルヒオ・ラモス。肉体的な問題が出てきていると考えると、このままではキャリアの終焉が近づいてしまう。

しかし、フランス代表の元チームドクターであるジャンマルセルフェレット氏は、「症候群」だとし、「私はキャリアの中でたくさん見てきた。非常に厄介な病変だよ。なぜなら、どうなっていくかが予測することができないからだ」と治すのが難しいとコメント。「これはふくらはぎの構成に関連している。解剖学的な詳細に立ち入らず、筋肉の老化、最高のレベルで19シーズンという長いキャリアでラモスが受けた打撲の傷が、彼のふくらはぎを弱めていると考えなければならない」とし、蓄積したものが原因であるとの見解を示した。

また、「これらの組織が柔軟性を失うと、ますます壊れやすくなっていく部位だ」と説明。ふくらはぎの負傷を怖がるあまり、もう片方のふくらはぎを知らずのうちに酷使し、結果として負傷する可能性があるようだ。

また、左ふくらはぎの負傷からのリハビリも、左ばかりにフォーカスしており、右ふくらはぎをあまり鍛えなかったことも影響している可能性があるという。PSGではかつて所属したMFハビエル・パストーレが両足のふくらはぎを交互に負傷していたが、それも同様のケースとみて良いようだ。

PSG2月15日チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16でマドリーと対戦。これは、セルヒオ・ラモスにとっての古巣戦となるが、どうやら1stレグには間に合わないとみて良い状況。トレーニングにも戻れておらず、厳しい状況が続くようだ。

ただ、このケガを克服するには、両方のふくらはぎをしっかりとケアする必要があり、時間がかなりかかる状況。そうしなければ、キャリアが早期に終了することになるが、セルヒオ・ラモス、そしてPSGの決断はいかに。



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(出典 news.nicovideo.jp)