先日にヴィッセル神戸を退団したベルギー代表DFトーマスフェルマーレンが、現役引退を表明した。また、ベルギー代表のコーチに就任することも併せて発表されている。

 フェルマーレンは2019年7月から神戸でプレーし、2019シーズンには天皇杯を制してクラブ史上初のタイトル獲得に貢献した。神戸では公式戦通算57試合に出場したが、昨年12月13日に契約満了での退団が決定。母国クラブへの加入も噂されていたが、36歳でスパイクを脱ぐ決断を下した。

 フェルマーレンは自身の公式インスタグラム(thomasvermaelen)を更新し、次のようにコメントしている。

「この度、プロサッカー選手から引退することを決意しました。素晴らしいクラブの数々でプレーすることができ、大変幸運でした。私のキャリアを支えてくれた皆さん、ありがとうございました

ベルギー代表のアシスタントコーチになることを大変誇りに思いますし、感謝しています。私の人生における新たなステップ、新たなチャレンジになることを楽しみにしています」

 フェルマーレンは2004年アヤックスでプロキャリアをスタートさせ、アーセナルバルセロナローマにも所属した。欧州では公式戦通算371試合に出場し、バルセロナ時代の2015年にはチャンピオンズリーグ優勝も経験した。

 ベルギー代表では2006年デビューを飾り、85試合に出場した。FIFAワールドカップロシア2018の3位フィニッシュに貢献し、昨年夏のEURO2020でもプレーした。

フェルマーレンが現役引退 [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)