チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での完勝を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

チェルシーは23日に行われたCLグループH第5節で、ユベントスと対戦した。立ち上がりから攻勢に出たチームは、前半にDFトレヴォ・チャロバーのゴールで先制すると、後半も主導権を握り続けると3点を奪取。その後はユベントスの反撃を許さず、4-0で勝利した。

この結果、チェルシーは1試合を残してグループステージ突破を決めただけでなく、ユベントスを抜いて首位にも浮上した。

試合後のインタビューに応じたトゥヘル監督は、素晴らしいパフォーマンスを示したチームを称賛。この試合がチェルシーでの50試合目であったことにも触れ、完璧な結果になったことを喜んだ。

「非常に力強いパフォーマンスを見せ、素晴らしい結果になった。忍耐が必要だと理解していたが、同時にリズムと強さに責任を持たなければならなかった。そして細かい部分に気を配り、第1戦のようにゲームを加速させ、シャープになるタイミングを見計らう必要もあった。チームはこれらすべてを実行してくれたね」

「全員が素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。選手たちには感謝しているよ。守りの堅いチームを相手に、これだけのゴールを決めたことは素晴らしい成果だ。我々にとって素晴らしい夜、素晴らしい結果になった。今は、夢中になり過ぎず、楽しむことが大切だ」

「明日は選手たちにとってオフの日になる。彼らはそれに値するよ。ただ、木曜日の午後からは次の試合の準備をしていく。地に足をつけるべきではあるが、今日はとても強い試合だった」

「50回目の試合にしてはとても良い試合だったね。以前は意識していなかったが、もう50試合を迎えるなんて素晴らしいよ。毎日クラブにいて、このチームの一員であることを嬉しく思う。チームは素晴らしい態度であり、決意とハングリー精神を持っているから、これを維持していきたい。困難はつきものだが、それが我々を前進させてくれるなら良いことさ」

また、トゥヘル監督はこの試合で負傷交代となったDFベン・チルウェルとMFエンゴロ・カンテの状態に言及。後日精密な検査を行うとしつつ、重傷ではないことを願った。

「チリー(ベン・チルウェル)は膝に鋭い痛みを抱えていて、とても苦しそうだった。今は少し状態も良くなってきたが、明日より正確な検査を行う予定だ。最善を尽くしたいし、それほど悪いニュースにはならないと思う」

「エンゴロも同じだ。ヒザを少しひねったが、それほど悪くないことを願っている。この2つだけが、今日の悲しいことだった。エンゴロは退場する瞬間までまたも素晴らしい活躍を見せていたし、チリーも素晴らしい活躍で重要な存在だったからだ。最善の検査結果を期待したいね」

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