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アーセナルのミケル・アルテタ監督が、日本代表DF冨安健洋を改めて称賛した。

今夏の移籍最終日にボローニャからアーセナルへと加入した冨安。獲得時には、アーセナルファンからも懐疑的な目が向けられ、無名の若手日本人の獲得は、歓迎されていなかった。

しかし、日本代表の活動を終えた冨安は合流2日でデビュー。そのデビュー戦のノリッジ戦では、右サイドバックで安定したプレーを見せると、チームシーズン初白星。冨安が途中交代する際には、スタンディングオベーションで歓迎された。

たった1試合でファンの心を掴んだ冨安だったが、翌週のバーンリー戦ではさらに高いパフォーマンスを見せ、空中戦を得意とするチーム相手に勝率100%を誇るなど、デビュー戦を超えるパフォーマンスを披露する。

そして迎えた3戦目。アーセナル最大のライバルであるトッテナムとの“ノースロンドンダービー”でも冨安は先発。開幕3連敗の最悪なスタートを切ったとは思えないほど蘇ったチームは躍動。3-1と快勝を収めた中、冨安はこの日も空中戦で強さを見せただけでなく、韓国代表FWソン・フンミンを封じるなど最高のパフォーマンスを披露。ファンの選ぶマン・オブ・ザ・マッチにも選出され、この3試合でなんと9月の月間最優秀選手賞まで受賞してしまった。

アルテタ監督が獲得を熱望し、その期待に応えるパフォーマンスを見せ、ファンにも受け入れられた冨安。アルテタ監督は、月間最優秀選手に選ばれた冨安について改めて語り、称賛の言葉を送った。

「彼にはとても興奮している。ここにいることが、彼にとっての夢であることが分かる。そして、彼は正しい方法で取り組み、情熱を持ち、正しい責任を持ち、自分には成し遂げられるという自信を持ってやっている」

「私はとても感銘を受けた。本当に自然な形で成し遂げている。彼を見ていると、コミュニケーションの取り方、そしてその様子に笑顔になる」

「彼にとっては簡単なことではなかっただろう。(合流から)2日後にノリッジとの試合に出るように頼んだ。それから、バーンリーへと行き、次にノースロンドンダービーを戦った。たくさんのことが起こり、私はとても満足している」

「私にとっては、(プレミアリーグは)とても適応するのが難しく、トップに居続けるのも最も難しいリーグだ。それが挑戦だ」

「今、彼はこのクラブとこの国でプレーするのに適切なクオリティ、メンタリティキャラクターがあることを示した。それを維持し、向上し続けなければならない」



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(出典 news.nicovideo.jp)