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 アトレティコ・マドリードポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが、同僚のフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンに向けて暴言を吐いたファンをたしなめた。16日、スペインメディア『El Golazo de Gol』が伝えた。

 現在30歳のグリーズマン2019年夏、アトレティコ・マドリードからバルセロナへと完全移籍したが、バルセロナでは移籍金とサラリーに見合うだけの活躍を残せず。今夏の移籍市場最終日に、所定の条件を満たした際に買い取り義務が発生するレンタル移籍でアトレティコ・マドリードへと復帰した。

 だが、一部のサポーターは、2年前にライバルへと移籍したグリーズマンのことをいまだに快く思っていないようだ。復帰後のホーム初戦となった15日のチャンピオンズリーググループB第1節ポルト戦では、グリーズマンへのブーイングが飛び交った。

 さらに16日に行われた練習後、トレーニング施設の前で選手を待っていたファンの一人は、J・フェリックスに対してとんでもない要求をしたようだ。『El Golazo de Gol』のカメラ一部始終を捉えていた。

ジョアン、グリーズマンのことを踏んづけろ。あいつにケガを負わせるんだ! あいつが君よりも序列が高くなることはないぞ」

 車に乗っていたフェリックスは、この言葉を聞いて顔色が一変。ファンに対し、「君は彼に対し、もっと敬意を払った方がいい」と言い返した。去っていくフェリックスに向けて、ファンは「すねを狙うことを忘れるなよ」と叫んだという。

 多難な幕開けとなったアトレティコ・マドリードでの第2章。果たして、グリーズマンファンの信頼を回復できるのだろうか。


【動画】フェリックスがファンからの“要求”に反応
グリーズマン(左)とフェリックス(右) [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)