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U-24スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、U-24日本代表戦を振り返った。スペインマルカ』が伝えた。

3日、東京オリンピックの男子サッカー準決勝が行われ、スペインは日本と対戦。互いに決勝進出を目指して激闘が繰り広げられた。

試合はスペインボールを終始握り、主導権を握る中、日本の守備陣が粘りを見せ続け、得点を許さない。

DF吉田麻也、GK谷晃生を中心とした堅い守り、集中した守備でスペインの攻撃をしのいだ日本だが、スペインもしっかりと守り得点を許さずに90分が終了する。

互いに2試合連続で延長戦に突入。スペインが押し込む展開は変わらないものの、日本の守備も安定感を持ったまま、120分が終了すると思われたが、迎えた115分にマルコ・アセンシオがゴール。そのまま1-0でスペインが勝利した。

苦しみながらも決勝への切符を掴んだデ・ラ・フエンテ監督は、難しい試合だったと語り、日本も素晴らしかったと語った。

メダルが確定したことは喜びであり、金メダルを目指して戦うつもりだ。決勝に進むことを念頭に置いてきたので、勝利を目指して頑張る」

「決勝進出を目指す2つの素晴らしいチームによるハイレベルな試合だった。誰もリスクを負いたくない。準決勝で行われる試合だった」

「我々はとても良いプレーをし、勝者にふさわしい結果を得ることができた。日本もとても優れたチームであり、一生懸命に仕事をしたサッカー協会の全ての方を祝福したい」

スペインにとっては、格下相手に苦しんだこととなるが、パフォーマンスと苦しむことは異なると語った。

「良いサッカーをすることと、苦しむことは相容れないと思う。このレベルでは、落ち着いてプレーすることは不可能で、全てが互角になる」

「とても優れたプレーをするだけでなく、チームスピリットパーソナリティなど、他の資質を持ってトッププレーヤーとなるこのグループには、苦しみという付加価値が存在すると確信している。素晴らしい人間であり、とても良い選手たちだ」

また、苦しんだ試合で貴重なゴールを決めたアセンシオについても、当然のパフォーマンスだと語り、期待を寄せた。

「私にとっては普通のことだ。最高レベルの解答を求めなければ選手に失礼であり、代表チームにも入れない。それは普通のことだと思っている」

「当然だ。マルコがこういったことができるのは当然であり、彼はチームメイトのようにもっとたくさんのことができる」

最後に、日本についても言及。高く評価し、敬意を示した。

「ここ数年で大きく進歩し、非常に良くできたメカニズムを持つ強力なチームだ。重要なライバルだと感じた。彼らはすでに多くの名声を得ている」

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(出典 news.nicovideo.jp)