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レアル・マドリーは25日、スコットランド王者のレンジャーズとのプレシーズンマッチを行い、1-2で敗戦した。

レンジャーズの本拠地アイブロックス・スタジアムで行われたこの一戦。マドリーは3トップルーカスバスケス、ヨビッチ、ロドリゴを据えた[4-3-3]の布陣を採用。中盤はアンカーブランコ、インサイドハーフイスコとウーデゴールを起用した。

試合は8分、自陣でクリアボールを拾ったウーデゴールカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がり左サイドへ展開。これを受けたロドリゴがボックス左から縦に仕掛けると、飛び出したGKの脇を抜くシュートで冷静にゴールネットを揺らした。

先制を許したレンジャーズは10分、ボックス右横で獲得したFKからタベルニエがクロスを供給するとゴールドソンがヘディンシュートで合わせたが、これはGKルニンに弾かれた。

その後も押し込む時間の続くレンジャーズは28分、中盤でマルセロからボールを奪ったライトが右サイドを突破すると、折り返しをニアのサカラがフリックゴール左に流れたボールケントダイレクトで合わせたが、わずかに浮いたシュートクロスバーを直撃した。

ハーフタイムにかけてもレンジャーズの猛攻を受けたマドリーは、前半だけで17本のシュートを浴びたが、GKルニンの好守にも救われ、前半を1点のリード折り返した。

迎えた後半、マドリーはヨビッチを下げてアリーバスを投入。しかし、先にスコアを動かしたのはレンジャーズだった。55分、敵陣中盤でルーカスバスケスにプレスをかけたカマラが後ろからボールを突くと、このこぼれを拾ったサカラがそのままゴール前まで持ち上がりゴール右へシュートを突き刺した。

追いつかれたマドリーは75分、ルーズボールを奪い合った際にカマラに対してスパイクの裏を見せてチャレンジしたナチョがこの試合2枚目のイエローカード提示され、10人となってしまう。

すると数的優位となったレンジャーズは77分、右CKの二次攻撃から勝ち越しに成功する。右CKのクリアボールをバイタルエリア中央で拾ったパターソンが素早く左へ展開すると、デイビスがダイレクトパスをゴール前に供給。これがブランコクリアミスを誘うと、こぼれ球に素早く反応したイッテンがゴール左隅にシュートを流し込んだ。

結局、これが決勝点となりマドリーは1-2で逆転負けを喫した。

レンジャーズ 2-1 レアル・マドリー
レンジャーズ
サカラ(後10)
イッテン(後32)
レアル・マドリー
ロドリゴ(前8)

サムネイル画像


(出典 news.nicovideo.jp)