ボローニャのスポーツディレクター(SD)を務めるリッカルド・ビゴン氏が日本代表DF冨安健洋(22)の移籍について、「売却を急ぐ必要がない」と話した。

2019年夏にシント=トロイデンから加入して以降、主力に定着する冨安。本職のセンターバックだけでなく、右サイドバックも堅実にこなす器用さも併せ持ち、ボローニャ内での評価だけでなく、他クラブからの関心も高まるばかりだ。

そんな東京オリンピック世代のレギュラーセンターバックを巡ってはアタランタやミランのほか、イングランドからトッテナムの関心報道が浮上。なかでも、トッテナムが獲得に迫っているともいわれるが、ビゴンSDはイタリアスカイ』で売却を急ぐ必要はないとの姿勢を示した。

「トミヤス? 複数のチームが興味を示しており、我々も売却を急ぐ必要もない。もちろん、プレミアリーグクラブが声をかけてきたら、選手は確実に無関心ではいられなくなる。しかし、チームにとっても、選手にとっても好ましい条件が整うまで待ちたいのだ」

また、セリエAの少なくとも3クラブが冨安に関心を示していることを示唆。しかし、オリンピックに参加している冨安の状況も考慮して、交渉を急いで進めるつもりはないようだ。

「少なくとも3つのクラブ名乗りを上げ、情報を求めてきた。彼らは今、移籍市場に張り付いている。冨安は現在、オリンピックに参加しており、話し合いを急ぐ必要はないがね」

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(出典 news.nicovideo.jp)