チェルシーに所属するイタリア代表MFジョルジーニョが、バロンドール受賞に言及した。13日、イタリアメディアフットボールイタリア』が伝えている。

 ジョルジーニョは2020-21シーズンチェルシーで9年ぶり2度目となるチャンピオンズリーグ(CL)制覇に中心選手として貢献すると、今夏に開催されたEURO2020では全7試合に先発出場し、53年ぶり2度目のEURO制覇に貢献した。EUROでは走行距離86.6キロを記録し、全選手で1位となったほか、データサイト『OPTA』によると、今大会で同選手は25回のインターセプトを記録。これはデータが記録され始めた1980年以降、大会最多の数字となった。

 これらの活躍からナポリチェルシーでジョルジーニョを指揮していたマウリツィオ・サッリ監督(現ラツィオ指揮官)が、同選手はバロンドール受賞の候補に選ばれるべきだと主張するなど、今年のバロンドール受賞を期待する声も上がっている。

 この期待に対し、ジョルジーニョは「僕たちは夢のために生きている」とコメントしつつ、「正直言って、それは選出される基準次第だと思う」との見解を明かした。

「才能という話なら、僕が世界最高でないことは理解している。でも、タイトルに基づいて選出するのなら、今シーズンは僕以上に勝った人はいないだろう。どうやって自分自身を(リオネル)メッシクリスティアーノ・ロナウドネイマールらと比較できるのだろうか。彼らは全く違った特徴を持っている。繰り返しになるが、それは基準次第だ」

今季はCLとEUROで王者に輝いたジョルジーニョ [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)