イングランド代表を率いるガレス・サウスゲイト監督(50)が、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)に向けて続投の意思を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
イングランドは11日に聖地ウェンブリーで行われたユーロ2020決勝でイタリア代表と対戦。試合開始直後にDFルーク・ショーのゴールで先制に成功したが、後半半ばにDFレオナルド・ボヌッチのゴールで追いつかれると、以降は終始劣勢に。
何とかPK戦まで持ち込んだものの、PK要員として投入したFWマーカス・ラッシュフォード、MFジェイドン・サンチョの2選手に加え、5人目のキッカーとなったFWブカヨ・サカの3人連続の失敗が響き、大会初優勝を逃した。
2016年11月の監督就任以降、ロシア・ワールドカップでベスト4、UEFAネーションズリーグ2018-19で3位、今回のユーロで準優勝と、若きスカッドと共に着実に頂きに近づいている一方、攻撃戦術や選手選考の部分で批判も少なくないサウスゲイト監督。
現行契約は2022年7月末となっており、カタールW杯本大会で指揮を執るためには新たな契約にサインする必要ある。
そういった中、決勝敗退翌日に公式会見に出席した元イングランド代表DFは、新契約の可能性について問われると、続投の意思を示している。
「今はそれを考えるのに適切な時期ではないと思う。我々はカタールへの出場権を獲得しなければならない。それに、少し離れてユーロ2020のことを考える時間が必要だ。もちろん、休息もね」
「素晴らしい経験だが、このような大会で国を率いるのは大変なことでもある」
「私は以前に内部のサポートがあることは素晴らしいことだと話した。ただ、必要以上に何かにコミットしたくないし、長居もしたくないと思っているし、様々なことをすべて考慮する必要がある」
「個人的にはチームをカタールに連れて行きたいと思っている。この4年間で自分たちが進歩したと感じているし、4位、3位、2位と誰にも負けない成績を残している」
なお、イングランドサッカー協会(FA)の最高責任者を務めるマーク・ブリンガム氏は、ユーロ開催中にサウスゲイト監督に新オファーを掲示しており、返答待ちの状況だ。
(出典 news.nicovideo.jp)
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