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コパ・アメリカ2021の3位決定戦が現地時間9日に行われ、コロンビア代表が3-2でペルー代表を下した。

準決勝でアルゼンチン代表を追い詰めながらPK戦で散ったコロンビアブラジル代表に0-1の惜敗を喫したペルーの3位決定戦。立ち上がりからコロンビアが圧力をかけ、ペルーが自陣にブロックを敷いた守りからのカウンターでひと刺しを狙う構図で進む。

相手の攻撃を受ける時間が続くなか、24分に中盤の主力タピアを負傷交代で失うアクシデントに見舞われてしまったペルーだが、28分のラパドゥーラや39分のペーニャシンプルな攻めからゴールに迫る形も作り出していくと、前半終盤にゲームを動かす。

45分、タピアとの交代でピッチに入ったカルタヘナが自陣右サイドから素早く敵陣左サイドロングボールを供給。これがクエバに通ると、労を惜しまずのフリーランで攻撃に加勢のジョトゥンが横パスを受け、ボックス中央から左足シュートを決めた。

追いかけるコロンビアだが、ハーフタイム明けにチャラを投入して、より前がかると、49分にバイタルエリア右の位置でFKのチャンスを獲得。キッカーのクアドラードが直接狙うと、壁の隙間を抜けて、そのままニアに決まり、後半早々に追いつく。

試合を振り出しに戻したコロンビアはその後も圧を強め、52分にルイスディアスの右足バイシクルで相手ゴールを強襲。だが、ペルーも負けじと58分にラパドゥーラがボックス右から中に切れ込み、クロスバーを叩く左足シュートで襲いかかる。

そこからペルーの流れに傾きつつあったが、コロンビアが逆転。66分、GKバルガスが敵陣左サイドをめがけて左足パントキックに転じると、ルイスディアスが肩でのトラップロペス入れ替わり、ボックス右から右足シュートネットを揺らした。

一転して追いかける展開を強いられたペルーだが、交代カードを駆使しながら反撃ムードを強めると、82分に前回ファイナリストの意地。69分から出場するラシエルガルシアの右CKにゴール前のラパドゥーラが頭で合わせ、スコアをイーブンに戻した。

このままPK戦にもつれ込むかに思われたが、後半アディショナルタイム4分に味方とのパス交換も駆使して、左サイドから中に切れ込んでいったルイスディアスが右足を一閃。これがゴール右に突き刺さり、コロンビアが土壇場で勝ち越しに成功した。

結局、コロンビアがペルーを劇的に勝利。ハメス・ロドリゲスファルカオの2枚看板がいないなかでの今大会だったが、2大会ぶりの3位でフィニッシュした。

コロンビア代表 3-2 ペルー代表
コロンビア
アドラード(後4)
ルイスディアス(後21、後45+4)
【ペルー】
ジョトゥン(前45)
ラパドゥーラ(後37)

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(出典 news.nicovideo.jp)