no title

セルビア代表のドラガン・ストイコビッチ監督が、11日に行われた日本代表戦を振り返った。

ノエビアスタジアム神戸で激突した日本とセルビア。日本にとっては欧州の強豪との貴重な実戦だった中、やはり、最近続いた圧勝劇とはならず、思うような攻撃が展開できない停滞した時間が続く。

それでも後半立ち上がりにセットプレーからFW伊東純也ゴールをこじ開けると、その後はデビュー戦となったFWオナイウ阿道オフサイドで認められなかった幻のゴールもありながら、主導権を掌握。追加点は奪えなかったものの、文字通り相手を完封し、1-0の勝利を収めた。

試合後のストイコビッチ監督は「すぐ帰りたいよ」とジョークを交えつつ、コロナ禍の状況で結果は重要視していないと主張。日本代表の分析も踏まえながら試合を振り返り、得るものはあったと語った。

「今回のメンバーは特に攻撃の選手に若手を連れて来ていましたので、試合開始の時点で結果ではなく内容を見ていました。(ジャマイカ戦含めて)今回の2試合の結果はさほど重視していません」

「日本は今日の試合を支配していました。スピードテクニックで良い部分が出ていたと思います。負けてしまったので特別なことを言うのは相応しくないと思いますが、改善する部分があるとするなら攻撃全体です。もう少し良い形でチャンスを作ることができれば、今日も3点か4点入っていたと思います」

「我々セルビアが守備的にならざるを得ないと予想し、前半は上手く日本の中盤を抑えることができましたが、後半立ち上がりの失点でゲームの流れは変わりました。日本はより一層主導権を握り、我々はそれに対応することに精一杯で、良いプレーがあまりできませんでした」

「それでも収穫を挙げるとすれば、若手の選手がデビューしたことです。監督としては良かったと思います。しかし、中心選手が来日していれば、おそらく違う結果になっていたでしょう」

UEFA EURO 2020TM サッカー欧州選手権WOWOWで完全生中継・ライブ配信!
開幕戦「トルコvsイタリア」は無料放送!
>>詳しくはこちら

サムネイル画像


(出典 news.nicovideo.jp)