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日本代表のMF南野拓実(サウサンプトン)が、キリンチャレンジカップ2021のセルビア代表戦に向けてコメントした。

5月28日カタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー代表戦から活動している日本代表。今回の活動では、ミャンマー戦のほか、U-24日本代表戦、タジキスタン代表戦と3試合を行い、残り2試合が予定されている。

セルビア代表戦を翌日に控えた10日、南野はメディアオンライン取材に応対。自身は2列目のレギュラーとしてプレーし、前回のロシアW杯予選時とは大きく立場が変わっていることについては「前回のW杯予選に呼ばれた時の自分とは、責任は違いますし、今の方がチームの一員として試合に出させてもらっている時間もあるので、年齢的にもそうですし、経験も積んでいるので、チームを引っ張っていくではないですが、自分の経験をチームに出していかなければいけないと考えています」とコメント。中心選手としての役割を果たしたいと語った。

今回の活動で最も実力あるセルビアとの一戦については「今までやって来ていることを出すという点では変わらないですが、予想される試合の展開はアジアの相手とやってきた中とは変わってくると思います」と語り、試合展開が変わると予想。「メンバーを見ても今までの相手よりは実力があると思いますし、こういった時期にヨーロッパチームとやれることは有意義になると思います。今までやってきたことをしっかりとぶつけて、どういう結果になるのかは楽しみです」と、力試しとしてとても楽しみにしていると語った。

一方で、セルビア戦を前にFW大迫勇也(ブレーメン)がケガのためチームを離脱。課題である攻撃の組み立ての部分では、かなめの大迫がいない状況となるが「迫君がいる時といない時で、2列目のやり方は変わってきますが、迫君がいないときにチームとして何か方法を見つけていかなくてはいけないと感じているので、(鎌田)大地とどうなるかわからないですが、周りの選手のコンビネーションでどうやっていくかは試されるかなと思います」と、大黒柱が抜けた状態で何ができるかを試したいと語った。

また「フォーメーションも自分がどこで出るか分からないですが、周りの選手と連動して、自分たちのパターンを見つけられる必要があると思います」とし、新たな攻撃の形を模索したいとした。

トップにはFW浅野拓磨か追加招集のFWオナイウ阿道(横浜F・マリノス)が入ると予想されるが「拓磨は裏のスペースを使って相手のDFラインを下げたり、クロスに飛び込むということが特徴があって、それは迫君とは違うかな」と浅野についてコメント。また「阿道に関しては、裏にも抜けられて身体も強いので、ボールも収められてゴール前の迫力もあるかなと。ただ、合宿に合流して間もないのと、一緒にプレーしていないので、それぞれの特徴はチームとしてしっかり考えて行きたいです」とどちらの特徴にも合わせていきたいと語った。

今回のセルビア代表にはリバプールに所属するMFマルコ・グルイッチが含まれており、南野もプレーしたことがある選手。「少し連絡もとったんですが、仲の良い選手の1人です」とグルイッチとの関係を語り、「身体も大きくて技術も高くて、中盤でボールも捌けて、非常に厄介な選手です」とコメント。「相手のチームにとっては1人の重要な選手だと思っています」と警戒すべき選手だと語った。

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(出典 news.nicovideo.jp)