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イングランド代表FWのアラン・シアラー氏がユーロ2020でトッテナムの同代表FWハリー・ケインが活躍することを期待した。イギリスミラー』が伝えている。

トッテナムで公式戦通算336試合の出場で221ゴール47アシストの成績を残すケインは今シーズンプレミアリーグで23ゴールを挙げ、3度目の得点王を獲得。代表でも2018年に行われたロシアワールドカップ(W杯)で大会得点王を獲得しており、6月から開催されるユーロ2020でも活躍が期待されている。

一方で、ケインは無冠が続くだけでなく、トップ4を逃したことで来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権も逃したトッテナムからの移籍を希望していると、各メディアが報道。選手本人はユーロ2020前の去就決定を希望しているようだが、大会への影響が心配されている。

しかし、イギリスBBC』でシアラー氏はケインの精神状態を楽観視。すでに本人の中では去就の決断を下しているだろうとしており、大会に影響はないはずだと語った。

「彼はW杯で得点王を獲得した後、トッテナムとの将来を整理した上で参戦するんだ。私はブラックバーンに所属していた時ユーロ1996に参加したが、それから決断を迫られることになった。しかし、彼はすでに決断しているだろう。たとえ問題が解決しなくても、影響はないと思う」

チームには才能のある選手が揃っている。たとえガレス(・サウスゲイト)が3バックを選択しても、どんなフォーメーションを使ったとしても、ハリーゴールデンブーツに挑戦する十分なチャンスを作れるはずだ。私はそれに自信を持っている」

また、シアラー氏は現在のイングランド代表がケイン以外にも充実の戦力を揃えていると強調。チームにとって大会ベスト4進出はノルマになるだろうと語った。

「3年前のW杯では、準決勝に進出して成功を収めた。組分けが有利だったことは知っているが、それでも大きな成果だったと思う。当時の我々に欠けていたのはほんの少しのクオリティ、最後のパスのタイミングだったが、今はそれが欠けているとは思わない」

「ウェンブリーでの試合がどのようなものかはわかっている。もし好調を維持して国全体に応援の機運が高まれば、イングランドに何が起こるか誰もわからない。準決勝まで進むことを願っており、期待してもいるよ」

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(出典 news.nicovideo.jp)