残り1カ月でフリーエージェントとなってしまうレアル・マドリースペイン代表DFセルヒオ・ラモス(35)。その動向を注視しているのは、マンチェスター・シティのようだ。

セルヒオ・ラモスは、2005年セビージャから加わって以降、公式戦通算670試合以上の出場数を誇り、数々のチームタイトルに寄与。誰もが認めるカピタンだが、今シーズン限りで契約が満了。現時点で延長交渉がまとまっていない。

レアル・マドリーチームの苦しい財政事情も鑑みて、年俸10%ダウンの1年延長オファーを提示しているが、セルヒオ・ラモスはこれに難色を示しており、話が進んでいない状況だ。

6月末でマドリーとの契約が切れ、フリーとなるセルヒオ・ラモス。さらに、シーズン後半戦のコンディションを鑑み、ルイス・エンリケ監督はユーロ2020に臨むスペイン代表にキャプテンを招集しなかった。

失意のセルヒオ・ラモスだが、その去就を見守っているのがシティのようだ。

『ESPN』によると、シティはセルヒオ・ラモスがマドリーとの契約を延長するかどうかを見守っているとのこと。そのままフリーとなった際には、2年契約を提示することを検討しているようだ。

ジョゼップ・グアルディオラ監督も、セルヒオ・ラモスクオリティキャプテンシーに大きな感銘を受けているとのこと。かつてのキャプテンであるヴァンサン・コンパニのような働きを期待しているようだ。

一方で、マドリーも簡単にセルヒオ・ラモスを手放す気は無く、最後に会談するとのこと。マドリーでは認められていない30才を超えてからの複数年契約を求めているが、フロレンティーノ・ペレス会長が例外を認めるかどうかに注目が集まっている。

そのマドリーはバイエルンからオーストリア代表DFダビド・アラバを獲得し、最終ラインを補強。一方で、フランス代表DFラファエルヴァランが来シーズンで契約満了を迎えるが、延長に首を縦に振らなかった場合は、今夏売却する可能性もあるとされており、ディフェンスラインの顔ぶれが大きく変わる可能性もありそうだ。

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(出典 news.nicovideo.jp)