バルセロナは、パリ・サンジェルマンPSG)のブラジル代表FWネイマールの復帰を画策していたようだ。8日、カタルーニャラジオ局『RAC 1』が報じた。

『RAC 1』によると、ネイマール復帰の実現を目指していたバルセロナは、1ヵ月前に使者をパリへと派遣。ネイマールの将来の計画を知るために、同選手と丸一日過ごしたという。この際、ネイマールバルセロナの関係者に対し、「PSGプロジェクトに納得しておらず、バルサに戻りたい」という願望を伝えていたという。

 しかし、ネイマールは8日、PSGとの契約を2025年6月30日まで延長。『RAC 1』によると、バルセロナの理事会はネイマールに「利用された」と感じており、同選手の態度に怒りや失望を示しているという。また、同選手の獲得が非現実的となったバルセロナは、今夏の移籍市場に向けて新たな補強候補を探しているようだ。

 ネイマール2017年夏、史上最高額の移籍金2億2000ユーロ(当時レートで約290億円)でバルセロナからPSGに完全移籍。以前から何度もバルセロナへの復帰が噂されていたが、パリで悲願のチャンピオンズリーグ優勝を目指すことになった。

PSGと契約を延長したネイマール [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)