トッテナムのライアン・メイソン監督が、初陣での勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
トッテナムは21日に行われたプレミアリーグ第29節で、日本代表FW南野拓実の所属するサウサンプトンと対戦。19日にジョゼ・モウリーニョ前監督を成績不振により解任し、アカデミーでコーチを務めていたメイソン氏を後任に据えたチームは、前半先制点を許す苦しい展開に。しかし、後半同点に追いつくと、終了間際にFWソン・フンミンが決勝ゴールを決め、2-1で勝利した。
この結果、リーグ4試合ぶりの白星をつかんだトッテナムは、暫定ながらトップ4圏内との勝ち点差を「2」に縮めている。
トッテナムの下部組織出身であり、2018年に頭部の負傷を理由として26歳の若さで現役引退となった経歴を持つメイソン監督は、指揮官としての初陣を白星で飾れたことに喜びを隠さなかった。
「最高の気分だ。とても嬉しくて、今は自分の感情をうまく伝えられないかもしれない。後半の我々のパフォーマンスは傑出していたと思う。皆が努力しており、すべてをチームに捧げてくれた」
「我々は全力を尽くしていて、勇敢でアグレッシブだった。前半の個人の争いでは、五分五分の場面でもっといい勝負ができると思っていたが、選手たちはすべてを出し切ってくれたよ。彼らのプレーを見て、それを感じて欲しい」
「後半は勢いがあった。ゲームを完全にコントロールすることができたと思う。チャンスは作れていたし、VARの判定でゴールが認められなかったのは残念だった。それでも、皆が良いプレーを続け、信じ続け、そして正しいチームが勝った」
また、メイソン監督は今週末に行われるマンチェスター・シティとのEFLカップ決勝に向けた意気込みをコメント。チームは良い雰囲気を持っていると自信を示している。
「チームスポーツは勝ちたいと思うのが重要であり、そのためにはエネルギーやポジティブさが必要だ。今夜は勝利することができたが、それよりも重要なのはその姿勢や勝ち方、試合の進め方だった。ロッカールームにいる選手のキャラクターをよく表せたと思うよ。彼らは私にとって誇りだ」
(出典 news.nicovideo.jp)
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