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前節は首位バイエルンヴォルフスブルクとの上位対決を制した一方、2位ライプツィヒが引き分けに終わったため、勝ち点差が7に拡大。バイエルンは残り5試合で3勝すれば9連覇が決まる状況となった。また、残留争いでは名門シャルケ1990-91シーズン以来となる30年ぶりの降格が迫っている。

まずは優勝争いから。火曜に登場するバイエルン(勝ち点68)は6位レバークーゼン(勝ち点47)とのホーム戦に臨む。ヴォルフスブルク戦ではMFミュージアラのキャリア初となるドッペルパックで逃げ切り勝利としたバイエルン。フリック監督の退任希望が公となった中、周囲が騒がしくなっているが、ヨーロッパリーグ出場権獲得を狙うレバークーゼンを退けることはできるか。

2位ライプツィヒ(勝ち点61)は前節、ホッフェンハイム相手に痛恨のドローに終わった。終了間際のFWポウルセンのゴールは幻に終わり、勝ちきることができなかった。そのライプツィヒは17位ケルン(勝ち点23)とのアウェイ戦に臨むが、勝利して少しでもバイエルンプレッシャーをかけられるか。

続いて火曜登場の4位フランクフルト(勝ち点53)。フランクフルトは前節、ヒュッター監督の来季新天地となるボルシアMGに惨敗し、不穏な雰囲気が漂っている。これまでの好調が嘘のような惨敗劇だった中、11位アウグスブルク(勝ち点33)とのホーム戦でバウンスバックとなるか。5位ドルトムントが4ポイント差に迫っているだけにここは必勝としたい。前節途中出場した長谷部の先発復帰にも期待だ。

そして30年ぶりの降格が迫る最下位シャルケ(勝ち点13)は、15位ビーレフェルト(勝ち点27)とのアウェイ戦に臨む。この試合に敗れると降格が決まる中、シャルケは意地を見せられるか。

一方、前節アウグスブルク戦でも共に先発したMF堂安とMF奥川。押し込む展開とした中、両選手共に決定的な仕事をするには至らなかったが、勝ち点1を積み上げて自動残留圏内の15位に浮上した。とはいえ、16位ヘルタ・ベルリンが今後、延期試合を消化していくことを考えると、シャルケ戦は勝利が欲しいところ。堂安と奥川にはシャルケに引導を渡すようなプレーを期待したい。

続いて水曜開催のドルトムントvsウニオン・ベルリン。5位ドルトムント(勝ち点46)は前節、ブレーメン相手に4発快勝としてCL出場権争いに踏み止まった。CL敗退後の一戦となった中、MFレイナの躍動、FWハーランドのドッペルパックと、勢いに乗れそうな勝ち方をしたが、連勝となるか。

一方、前節シュツットガルト戦を制し、EL出場権獲得が現実的となってきた8位ウニオン(勝ち点43)。MF遠藤渓太に前節は出番がなかったが、出場機会は訪れるか。

そのウニオンに敗れた10位シュツットガルト(勝ち点39)は3位ヴォルフスブルク(勝ち点54)とのホーム戦に臨むが、格上相手に勝ち点をもぎ取れるか。負傷者が続出し、本来のパフォーマンスを発揮できていないが、前節主将を務めたMF遠藤航の奮闘に期待したい。

最後にFW大迫が15試合ぶりに先発となった13位ブレーメン(勝ち点30)は、14位マインツ(勝ち点28)との残留争いに挑む。ここで敗れるようだといよいよ残留争いに巻き込まれそうになってくるだけに勝利したいところ。ドルトムント戦でインパクトを残せなかった大迫としては出場の機会があればゴールを貪欲に狙いたい。

ブンデスリーガ第30節
▽4/20(火)
《25:30》
ケルンvsライプツィヒ
《27:30
ビーレフェルトvsシャルケ
フランクフルトvsアウグスブルク
バイエルンvsレバークーゼン

▽4/21(水)
《27:30
ドルトムントvsウニオン・ベルリン
ブレーメンvsマインツ
シュツットガルトvsヴォルフスブルク
ホッフェンハイムvsボルシアMG

《延期》
ヘルタ・ベルリンvsフライブルク

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(出典 news.nicovideo.jp)