ジョゼ・モウリーニョ監督を解任したトッテナムだが、後任候補には昨シーズンまでユベントスを率いていたマウリツィオ・サッリ氏(62)を招へいする可能性があるようだ。『フットボールイタリア』が報じた。

トッテナムは19日、モウリーニョ監督を電撃的に解任。今シーズンはここまでプレミアリーグで32試合を消化して7位と2季連続でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃すシナリオが現実味を帯び、ヨーロッパリーグ(EL)もラウンド16で敗退していた。

そのトッテナムは、25日にEFLカップ(カラバオ・カップ)の決勝でマンチェスター・シティと激突。タイトルを懸けて臨む一戦となったが、アカデミーコーチライアン・メイソン氏がチームを指揮すると発表されている。

後任を探す必要のあるトッテナムだが、『フットボールイタリア』は独占情報としてサッリ氏が候補に浮上していると報道。サッリ氏の代理人と連絡を取り、トッテナムから連絡があったことを確認したようだ。

サッリ氏は、イタリアの下部リーグで指揮を執った他、エンポリやナポリで名を挙げると、2018-19シーズンチェルシーの監督に就任し、プレミアリーグでの指揮を経験。就任1年目でリーグ戦3位、さらにEL制覇を成し遂げたが、チーム内での不和が騒がれたった1年で解任。2019-20シーズンユベントスの監督に就任していた。

ユベントスではセリエAを制した一方で、CLではラウンド16でリヨンに敗れて敗退。その結果、敗戦翌日に解任され、フリーとなっていた。

ユベントスとは2022年6月まで契約を結んでいるサッリ氏だが、ユベントスは4月末までに250ユーロ()を支払うことで1年前に契約を解消できる条項がある。

サッリ氏の代理人を務めるファリ・ラマダニ氏によると、来シーズンからの監督就任オファーをトッテナムから受けたとのこと。サッリ氏は、現場復帰を望んでおり、受ける可能性もあるようだ。また、セリエAでもローマなどが興味を持っている状況。新天地はどこになるだろうか。

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(出典 news.nicovideo.jp)