ミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、出場停止と罰金処分を科された。13日、イタリアメディアスカイスポーツ』が報じた。

 イブラヒモヴィッチは10日に行われたセリエA第30節パルマ戦の60分、ファビオ・マレスカ主審に抗議した際、同主審を侮辱したとしてレッドカードを提示されていた。しかし、ミランステファノ・ピオリ監督は試合後、イブラヒモヴィッチがマレスカ主審に侮辱的な言葉を吐いたことを否定しているとコメント。また、『スカイスポーツ』などイタリアメディアも主審が「sembra strano(おかしいじゃないか)」を「sei un bastardo(お前はクソ野郎だ)」に聞き間違えた可能性があると報じ、判定は物議を醸していた。

 そして13日、イタリアスポーツジャッジはイブラヒモヴィッチに対し、1試合の出場停止と5000ユーロ(約65万円)の罰金を科すことを発表。処分理由については、「挑発的な態度で主審に対して無礼な批判を口にしたため」と説明されており、イブラヒモヴィッチの抗議は侮辱には当たらないと見なされたようだ。

 イブラヒモヴィッチは18日に行われるセリエA第31節ジェノア戦を欠場することが決まった。21日に行われる第32節サッスオーロ戦から出場可能となる。

パルマ戦で1発レッドで退場したイブラ [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)