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 アメリカ紙『フォーブス』が2020年度の「世界で最も価値のあるサッカークラブ」を発表した。首位の座には史上初めてバルセロナが輝いている。

 このランキングは、2020年度の各クラブの収入や営業利益、企業価値(株式、純負債)などから計算されるもの。過去16シーズンは、マンチェスター・U(11回)とレアル・マドリード(5回)の2クラブが首位を占めていたものの、今回史上初めてバルセロナがその座を奪うこととなった。

 同紙は今回の結果に至った理由を、「(同紙が発表する)サッカー界長者番付でもトップに立つ、スーパースターリオネル・メッシとの抗争にあったこと」と分析し、最終的に会長が辞任することとなったエースの移籍騒動の影響を指摘した。

 また今回のランキングで、上位20クラブの価値の平均は、2年前に発表された際の数字より30%も上昇したようだ。パンデミックに見舞われたなかでのこの上昇は、買い手側が国際的なフォロワーを持つスポーツに対し、財源として未開発のポテンシャルがあると着目し始めたからだと分析されている。

 今回のランキングトップ10は以下の通り。

1.バルセロナスペイン) 47億6000万ドル(約5207億円)
2.レアル・マドリードスペイン) 47億5000万ドル(約5196億円)
3.バイエルンドイツ) 42億1500万ドル(約4611億円)
4.マンチェスター・Uイングランド) 42億ドル(約4595億円)
5.リヴァプールイングランド) 41億ドル(約4485億円)
6.マンチェスター・Cイングランド) 40億ドル(約4376億円)
7.チェルシーイングランド) 32億ドル(約3500億円)
8.アーセナルイングランド) 28億ドル(約3063億円)
9.パリ・サンジェルマンフランス) 25億ドル(約2735億円)
10.トッテナムイングランド) 23億ドル(約2516億円)

最も価値の高いクラブに選出されたバルセロナ [写真]=Getty Images


(出典 news.nicovideo.jp)