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リバプールレジェンドであるグレアム・スーネス氏が、古巣の控え選手に苦言を呈している。イギリスミラー』が伝えた。

リーグ王者として今シーズンを迎えたリバプールだが、数多くの負傷者が発生したこともあり早々にタイトルレースから脱落。現在はトップ4争いの最中であり、第30節のアーセナル戦と10日に行われたプレミアリーグ第31節のアストン・ビラ戦で勝利したチームは、リーグ6位の位置につけている。

一方で、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのレアル・マドリー戦では、力の差を見せ付けられ1-3のスコアで完敗となった。こうした不安定な状況に陥る古巣に対して、イギリススカイスポーツ』でスーネス氏は、チームビッグマッチを迎えられるような体制になっていないと語った。

アーセナル戦の彼らには説得力があった。しかし、今のアーセナルは11位(現在は9位)であり、リバプールがどの位置にいるかを正確に測るのは難しかっただろう。ミッドウィークのマドリー戦、素晴らしいとまではいかないが非常に良いチームと対戦して、彼らの位置は良く分かったと思う」

「以前から言われているように、大事な試合では最高の選手が出場しなければならない。ナサニエル・フィリップスとオザン・カバク、2人の若いセンターバックは力量を見抜かれてしまったのだ。マドリーとの対戦である以上、しっかりとしたセンターバックが必要だった。しかし、この夜の彼らは挑戦に耐えられなかった」

「今シーズンリバプールは確かにケガが多く、大きな痛手になっているのは間違いない。一方で、この状況に対応できていない選手がいる。今のチームは、ビッグプレーヤーがいないことに対していまだに対応できていないんだ」

また、スーネス氏はユルゲン・クロップ監督が口には出さないものの、チームの何人かの選手には失望しているだろうとコメント。ケガ人の多さをチャンスと捉える選手が不足していたことを指摘している。

「監督として物事がうまくいっていないとき、ドレッシングルームを見て、そこにいる選手たちを見て、言いにくいかもしれないがある個人に対しては失望しているだろう」

「何人かの選手は『これからは自分が主役だ』と言って立ち上がらなかった。複数の主力選手がケガで抜けたのは分かっているが、自分が代わりを務める、皆に自分を信じさせて困難な時期を乗り越えるという気持ちの選手がいなかった。今年はそれが十分ではなかったね」

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(出典 news.nicovideo.jp)